ドコモは11月26日、富士通製スマートフォン「ARROWS NX F-01F」に対し、ソフトウェアアップデートの配信を開始しました。
アップデート内容は以下の4点です。
- 「docomo ID」認証の本格導入対応
- 遠隔初期化に対応
- 新「ドコモバックアップアプリ」の提供開始
- iDアプリなど「おサイフケータイ」関連のアプリが正常に起動できない場合がある不具合を改善
「docomo ID」認証の本格導入対応について、ドコモは今月13日より「docomo ID」認証を本格的に導入していますが、アップデートすることで本機種がこれに対応します。端末にdocomo IDを設定することが可能となり、設定することで、対応するアプリでのdocomo ID入力が不要になります。また、Wi-Fiオプションパスワードがdocomo IDに統合され、同様に入力が不要となります。
2点目の「遠隔初期化」について、これは端末を紛失した際などに、パソコン(My docomo)から回線を指定して、遠隔操作で端末初期化およびSDカードのデータを消去できるサービスです。3点目の新「ドコモバックアップアプリ」については、SDカードバックアップ対応項目のうち、これまで出来なかった音楽、ブックマーク、通話履歴、ユーザ辞書についてデータ保管BOXへのアップロードが可能となります。
アップデートはWi-Fi/LTE/3Gを使いスマートフォン本体のみで行います。「設定」→「端末情報」→「Androidバージョンアップ」→「バージョンアップを開始する」と操作してアップデートを開始します。アップデートが終わるとドコモサービスの初期設定に移ります。docomo IDの設定はじめ各種ドコモサービスの設定を行います。最後に関連するアプリをアップデートして完了となります。
ソフトウェアの更新にかかる時間は約12分。更新後のビルド番号は「V27R56A」になります。ビルド番号は「アプリケーション」→「設定」→「端末情報」→「ビルド番号」で確認できます。
アップデートの手順や注意事項など、詳細はドコモ公式サイトで確認できます。
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