家電、カメラ、IT、通信機器などの販売データを提供するGfK Japanは、2011年4月18日~2011年4月24日までのケータイ売れ筋ランキングを発表しました。
4週連続首位を獲得しているXperia arc、そして先週初登場したEVO WiMAXの順位に注目です。
順位 | 前回 | 推移 | 機種 | キャリア |
1 | 1 | → | Xperia arc SO-01C | NTTドコモ |
2 | 2 | → | P-07B | NTTドコモ |
3 | 3 | → | iPhone 4(16GB) | ソフトバンク |
4 | 4 | → | MEDIAS N-04C | NTTドコモ |
5 | 5 | → | iPhone 4(32GB) | ソフトバンク |
6 | 6 | → | REGZA Phone T-01C | NTTドコモ |
7 | 7 | → | REGZA Phone IS04 | au |
8 | 9 | ↑ | IS05 | au |
9 | 圏外 | ↑ | GALAXY S SC-02B | NTTドコモ |
10 | 圏外 | ↑ | 簡単ケータイ K005 | au |
NTTドコモのXperia arc SO-01Cが初登場以来5週連続となる首位を獲得しています。もはや誰も疑うことのない人気ぶりです。昨日ドコモが公開したユーザーアンケートでは、購入者の9割以上が総合的に満足していると答えています。「とにかくデザインが良い」、「ピンクカラーが良い」、「薄くてがさばらなくて良い」、「サクサク動くのが良い」、「着信ランプの位置が悪い」、「片手での操作性が悪い」、「ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信が無いのが残念」などのコメントがありました。
TOP7位は先週から全く変わらず。スマートフォンに交じってフィーチャーフォンP-07Bが頑張っています。なんどもお伝えしているように震災の影響で買い替え需要が増している中、シンプルで万人にウケるデザイン・機能を持ったこの機種に人気が集まっているということなのだと思います。「オートecoモード」なる省電力機能を搭載する点も人気の理由なのかもしれません。
4月15日に発売され先週初登場8位を獲得したauのEVO WiMAX ISW11HTは、圏外に転落しています。auだけのランキングの中でも2位→8位まで一気に転落してしまっています。高速通信WiMAXへの対応とテザリング解禁というインパクトの強い特徴を持ってはいますが、どちらかというとビジネスユースにハードに使いこなす一部のユーザーの間で重宝されるアイテムだということなのでしょう。
9位にはGalaxy S SC-02Bが入っています。このところ圏内と圏外を行ったり来たりしていますが、それでもやはり根強い人気があることがわかります。サムスンはGalaxy SをGalaxy S II発売以降も別路線として継続して販売していく方針を明らかにしていますし、そろそろAndroid2.3へのアップデートも配信されるということなので、かなりのロングセラーになることが予想されます。
来週以降もしばらくは変動が無さそうですが、昨日ソフトバンクから発売されたiPhone4ホワイトモデルの存在もありますので、来週以降それがどうランキングに影響してくるのかがひとつの見所だと思います。
情報元:ITmedia