TDKが厚さ15μmという非常に薄いタッチ・パネル用透明導電フィルムを開発しました。スマートフォン・タブレット向けに開発したもので、2015年の市場導入を目指しているとのこと。
スマートフォンのタッチパネルは1~2枚の透明導電フィルムなどでできていて、フィルムの薄さは本体の軽さやデザインの領域を広げます。今回開発されたフィルムは従来品の10分の1ほどの薄さであり、TDKによればこれを使えば本体の厚さが5mmの「極薄スマホ」が誕生するのも夢ではないそうです。
ちなみに現時点で世界最薄を謳っているのは中国UMEOXの「UMEOX X5」で、その厚さは5.6mm。このメーカーが今回のフィルムを使えば4mm台もイケちゃうんじゃないかと期待してしまいます。