ソニーモバイル田嶋氏がXperia Z1/Z Ultraに続けて小型モデルを投入することを示唆、製品名は「Xperia Z mini」に？

ソニーモバイルのシニアバイスプレジデント田嶋知一氏はEngadget（日本版）の取材において、Xperia Z1/Z Ultraに続けて小型モデルを投入することを示唆する発言をしました。

田嶋氏は、スマートフォンのディスプレイサイズについて「今、インダストリーとエンドユーザーがディスプレイサイズのスイートスポットを探っている状態」としながら、「Xperia Z Ultra があって、フラグシップのXperia Z1があって、当然その下も出てくるでしょうね。」と述べました。

この小型モデルがどのような仕様となるのかは言及されませんでしたが、田嶋氏は「ユーザーエクスペリエンスとアプリ、コンテンツサービスは常に同じものが提供できて、インターフェイスと筐体の大きさの違いで製品が選べるような状況にしたいと思っています。」と述べていることから、Z UltraとZ1の関係のように、筐体のデザインやスペックはほぼ同じで、サイズだけを小型にしたモデルであると予想することができます。

製品名は「Xperia Z mini」になる可能性があります。これは田嶋氏が別のインタビューで「今後、フラッグシップ系はそのフラッグシップにはある名前をつけて、そこにバリエーションをつける形にします。例えば、大きければ「Ultra」、小さければ「mini」、タブレットについては「Tablet」と付けたり、というようにです。」と述べているからです。（ちなみに今後フラグシップモデルは「Z2」や「Z10」というように「Z」を主軸としたネーミングになるとのこと。）

今ちょうど開発が噂されているのがXperia Z1の小型版として知られる「Honami mini（コードネーム）」です。4.3インチディスプレイを搭載する小型モデルながら、Xperia Z1と同じSnapdragon 800プロセッサや2GB RAM、2,070万画素Exmor RSカメラなどを搭載していると伝えられています。日本でもドコモが「SO-02F」として扱うと噂されています。すでにそれと思われる端末が総務省の技適を通過しています。

噂されているスペック

• CPU：2.2GHzクアッドコア（Snapdragon 800）
• ディスプレイ：4.3インチ HD（1280×720）
• RAM：2GB
• ROM：16GB
• カメラ：1/2.3型2070万画素Exmor RS for Mobile、 Sony Gレンズ
• バッテリー容量：2,400mAh
• その他：本体サイズは110×58mmくらい

情報元：Engadget、AV Watch