LGがAndroidタブレット「LG G Pad 8.3」を今年の年末までに世界30カ国で発売すると発表しました。来月の韓国での発売を皮切りに、北米、欧州、中南米、アジア、CIS、アフリカなどに順次発売する予定としています。
「LG G Pad 8.3」は9月1日にLGが発表したAndroid搭載タブレットの新モデルです。昨年6月にAndroidタブレットの開発を一時的に中止することを発表して以来、はじめての製品となります。モバイル通信に対応しない、いわゆる「Wi-Fiモデル」です。
8.3インチというAndroidタブレットにしては珍しいサイズのディスプレイを搭載するのが特徴。解像度は1920×1200ピクセル(WUXGA)。明るさ、低消費電力、屋外視認性、色正確性などに優れた「フルHD IPSディスプレイ」を採用しています。
本体サイズは縦横が216.8×126.5mmで厚さは8.3mm。挟額縁設計により横幅を最小化しており、7インチタブレットと遜色のないサイズ感を実現しています。重さは2012年版Nexus 7(Wi-Fiモデル)とほぼ同じ338g。
OSはAndroid4.2.2(Jelly Bean)を搭載。チップセットはSnapdragon 800で、CPUは1.7GHzクアッドコア。メモリーは2GB。ストレージは内蔵16GB+最大64GBまでのmicroSDカードに対応。カメラは背面500万画素、前面200万画素。バッテリー容量は4,600mAh。通信はWi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n、Bluetooth4.0、Miracast、GPS(GLONASS)に対応。
機能面では、本機種のオリジナル機能として「Qペア」と呼ばれるスマートフォンとの連携を強化する機能が搭載されています。スマートフォンで受信したメッセージをタブレットで確認・返信したり、タブレット側で「Qメモ」機能を使ってメモした内容をスマートフォンに自動保存したりできます。
このほか、画面をダブルタップしてスリープON/OFFする「KnockOn」、3本指でスライドしてタスクを切り替える「Task Slider」、1つのディスプレイで異なる2つのアプリを同時に重ねて表示する「QSlide」など便利なオリジナル機能も多数搭載しています。
情報元:LG