Googleが先日発表した「Androidデバイスマネージャー」の提供を本格的に開始したようで、PC版Google Playストアから専用ページへアクセスすることが可能となっています。端末側でも「Google設定」アプリにこの機能に関する設定項目が追加されており、実際に手元の端末でも利用可能な状態になりました。
「Androidデバイスマネージャー」は、失くしたAndroid端末を発見するためのサービスです。1.失くした端末を地図上に表示する、2.失くした端末から遠隔操作でアラートを鳴らす、3.失くした端末のデータを遠隔操作で消去するという3つの機能が利用できます。Android2.2以上を搭載した端末が対象。
専用WEBページでは、指定の端末の位置が地図上に表示されます。画面左の「着信音」ボタンを押せば端末から最大音量で着信音が鳴り、「端末データを消去」をクリックすれば、端末内に保存されているデータを遠隔で消去することができます。
複数の端末を所有している場合は、端末名をクリックすることで異なる端末を指定できます。
なお、端末データの消去はデフォルトでは無効にされています。有効にするには端末にプリインストールされている「Google設定」アプリを開き、「Android Device Manager」→「リモートでの出荷時設定のリセットを許可する」にチェックを入れます。