Lenovoが開発中のAndroid3.0搭載タブレット「ThinkPad Slate(ThinkPad Tablet)」の情報がリークされたようです。
Lenovoと言えばあのIBMのPC部門を買収したことで有名な中国のPCメーカーです。黒い筐体に赤いトラックポイントが特徴のThinkPadはハイエンド志向のユーザーに長く親しまれてきましたが、ThinkPad Slateはその流れを汲むタブレットです。
スペックは画像のとおり、10.1インチWXGA(1280×800)ディスプレイ、Android3.0、NVIDIA Tegra2、16GB/32GB/64GBの内蔵ストレージ、USB2.0、microUSB、SDカード、mini HDMIを備え、通信は3Gモジュール搭載のWi-Fi+3Gタイプとなっています。専用ペンを使っての本格スタイラスにも対応していて、この点が他の製品との大きな違いとなります。
こんな感じの物理QWERTYキーボードを備えた専用ケースも登場するようです。
また、このタブレットはどちらかというとビジネス向けに設計されるようで、セキュリティやリモートマネジメント、リモートデスクトップといったソフトウェアが含まれるそうです。
発売時期は今年7月、価格は499ドルということです。
プロトタイプの画像を見る限り、端末下部にはいくつかの物理操作キーが備わり、ディスプレイにはLenovoオリジナルと思われるUIが映しだされています。
情報元:Engadget