7月末に米国で販売開始されたAndroidタブレット「Nexus 7(2013年モデル)」を入手しましたので早速開封レビューをしたいと思います。
Nexus 7はGoogleが直接開発・販売するAndroidタブレットで、今作で2作目となります。新型は画面解像度が1920×1200ピクセル(WUXGA)に向上。プロセッサがQualcomm製のSnapdragonに変更され、CPU性能が1.8倍、グラフィックス性能が4倍に向上しました。またメモリーが2GBに倍増、カメラは前面カメラに加え背面カメラも新たに搭載、スピーカーはモノラルからステレオになりました。さらに本体の厚さが1.8mm薄くなり、重さも50gも軽量化されています。OSは最新のAndroid4.3を搭載します。
新型Nexus 7は現在のところ米国でのみ販売されています。日本でも数週間後に発売される予定ですが、正確な発売時期はまだ発表されていません。予想では9月の中旬以降になるとされています。
今回は米国の家電量販店最大手である「BestBuy」で購入し、それを輸入して入手しました。BestBuyでは国外への発送を行なっていないため、個人輸入代行サービスを使って輸入しました。輸入代行業者はいろいろありますが、今回は「malltail」という業者を利用しました。
BestBuyには日本時間の7月26日未明に注文しました。若干のトラブルがありましたが、無事9日後の8月3日に受け取ることができました。BestBuyから7月30日に発送され、翌31日にmalltailの米国物流センターに到着。さらに翌日の8月1日にmalltailから米国ヤマト運輸を利用して日本へ輸送され、成田から静岡県にある私の自宅まで到着しました。
かかった費用は以下のとおりです。(通常よりもしっかりと梱包するオプションを利用しています。)
Nexus 7本体(16GB) ・・・ 22,744円
Tax(現地税金) ・・・ 2,344円
輸入代行サービス料金 ・・・ 3,678円
関税 ・・・ 600円
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合計 ・・・ 29,366円
左が旧型Nexus 7のもの。右が新型のものです。縦に若干長く、幅は狭くなり、厚さは薄くなっています。これは本体サイズの変化と全く同じです。
スペックや製造国・製造月が書かれています。
青い箱を取り除くと白い箱が出てきます。
開封予防シールは何故か切られていました。輸入代行業者が検品時に開封したのでしょうね。
ご対面です。
同梱品は、Nexus 7本体、USBケーブル、ACアダプタ、マニュアル類。旧型と同じ内容です。
前面です。
エッジ部分のデザイン。旧型のメタルっぽいデザインではなくなり、プラスチック感の強い若干チープな印象に。
背面です。今作では背面カメラが追加されました。「nexus」と製造メーカーである「ASUS」のロゴがあります。
背面はラバーっぽい質感。でもサラサラとした手触り。割と高級感があります。
背面カメラのアップ。
上部にはスピーカーとオーディオジャックがあります。
下部にもスピーカーがあります。そしてUSBポート。今作ではSlimPortに対応し、アダプターを介すことでテレビなどの外部モニターへの出力が可能となりました。
側面には電源ボタンとボリュームボタン、マイクがあります。反対側の側面には何もありません。
旧型と比較してみました。左が新型で右が旧型。縦に若干長く、横幅は狭くなっています。
背面をみるとサイズ感がわかりやすいです。
旧型は背面にテクスチャがあり、新型よりも滑りにくいです。しかし新型は横幅が狭くなり、厚さも大幅にスリムになったので、総合的にみて片手持ちはしやすくなりました。重さも軽くなったことをしっかりと体感できました。
電源ボタン、ボリュームボタンの位置は全く同じです。
クレードル用の端子は撤去されました。今作ではQi準拠のワイヤレス充電に対応しているので、おそらく純正の充電パッドが発売されるでしょう。
オーディオジャックが下部から上部へ移されました。
USBポートの位置は同じ。向きも同じですね。
前面カメラとセンサーの位置が中央からやや外側に変更されました。写真のように持った時に親指が被らないようにしたのだと思われます。
左右のベゼルは狭くなりましたが上下は広くなっています。たぶんこれも横向きに持った際の持ちやすさを考慮したのだと思います。両手持ちする機会が多いタブレットでは上下のベゼルは案外重要な役目を果たします。
開封~外観レビューは以上です。動画も撮影したので宜しければご覧ください。
税金と輸入代行サービスで7000円弱かかるんですね~。早く日本でも発売して欲しい!
輸入代行の料金自体は特殊梱包オプションを付けても1,500円くらいなのですが、現地税、関税、国外輸送費を含めるとやはり7,000円程度上乗せされる形になります。直接日本に送ってくれるショップならもう少し安く抑えることができるはずです。
ほんとにはやく発売してほしいー!
USBホストは使えるのでしょうか?
一応USBホスト機能を備えていますが、旧型と同じように外部メモリーへのアクセスは制限されているようです。マウス、キーボードは使うことができます。