NECがスマートフォン事業から撤退する方針を固めたことがわかったと、毎日新聞が7月30日に報じました。
NECはスマートフォン事業を立て直すためにレノボとの統合を交渉していると伝えられてきましたが、出資比率などが折り合わずに結局統合を見送ることに。単独での収益改善は見込めないと判断し、ついに撤退する方針を固めたということです。スマホ関連の技術や特許についてはレノボへの売却も含めて検討しているそう。一方、従来型携帯電話(フィーチャーフォン)は事業を継続するとのことです。
ドコモのツートップ戦略により”ツートップ”機種とそれ以外の販売数に非常に大きな格差が生じており、それがNECスマホ事業の状況を悪化させたとも報道されています。(6月末時点で)ソニーXperia Aの83万台、サムスンGALAXY S4の40万台に対し、NECのMEDIAS Xは約1万台であったことがSankei.bizの記事で明らかになっています。
情報元:毎日新聞