NTTドコモの2012年度のスマートフォン販売台数が目標の1,400万台に達しなかったことが25日分かったと、SankeiBizが報じています。
ドコモがスマホ販売目標を初めて掲げた10年度の販売台数は252万台、翌11年度は882万台で、いずれも目標を上回ったが、12年度は初めて未達。12年度のスマホ販売台数は1330万台とみられ、目標を70万台近く下回ったもようだだと報じられています。
目標未達の主たる原因は、iPhoneの人気におされソフトバンクとKDDIに顧客が流出してしまったこと。ドコモもXperiaやGalaxyシリーズを主力機種として投入するもMNPによる転出は歯止めが効かず、現在も月10万人前後の流出超過が続いています。
ちなみに今年度の目標は約1600万台、携帯電話全体で2470万台前後に設定する方針のようです。これには巷で噂されている”ドコモ版iPhone”の発売は織り込まれておらず、仮にiPhoneを今夏発売することになれば目標はさらに数百万台上乗せされる見通しとのことです。
情報元：SnakeiBiz