Androidデジカメ「GALAXY Camera」をレビュー：操作性編

海外SIMフリー端末を取り扱うEXPANSYSさんからお借りしたAndroid搭載デジカメ「GALAXY Camera」のレビュー2回目です。今回はこのデバイスの操作性について触れてみます。

GALAXY Cameraは”カメラ”ではありますが、実際に使ってみた感想としては、普通のAndroid機にズームレンズとストロボ、シャッターボタンを付けただけという印象です。UIはほぼGalaxyスマートフォンと同じですし、Android端末の操作に慣れている場合は、マニュアルなど読まなくてもすんなり使いこなすことができてしまいます。

初回起動時はこの画面が表示されます。普通にAndroidの初期設定画面ですね。Googleアカウントの設定やWi-Fi設定などを行います。

途中、Dropboxのアカウント設定があります。設定しておけば撮影した写真や動画を自動的にオンライン保存できて便利です。50GBが2年間無料で使える特典が付いているのもGOOD。

ホーム画面です。画面左下にカメラアプリのアイコンが固定表示されている以外は、Galaxyスマートフォンと全く同じインターフェースになっています。カメラはアイコンをタップしても起動しますが、シャッターボタンを押すことでも起動できます。押した瞬間にズームレンズが動き出し、1秒かからないくらいで撮影できる状態になります。

なお、スリープから復帰した時の状態はスリープ突入前の状態に依存します。つまりカメラモードの状態でスリープにすればスリープ解除でカメラモードが引き続き表示され、それ以外ではホーム画面やその他のアプリが表示されます。とっさに撮影したいときなど、カメラがダイレクトに起動するように、シャッターボタン長押しでカメラモードが立ち上がる仕組みがあれば良かったなと思いました。

アプリドロワーやウィジェット一覧もスマホ・タブレットのそれと同じです。

 

通知バーも同じ。トグル設定もあります。設定項目もほとんど同じで、モーション機能も搭載されています。

内蔵ストレージは合計で4GB。そのうち空き容量が3.45GBとなっていました。RAMの状態は上の画像のとおり。

 

初回起動時はAndroid4.1.1でしたがアップデートが配信されており、適用するとAndroid4.1.2にバージョンアップされました。安定性が改善されるようです。

テザリングも当然できます。

電源管理は少し特殊で、通常の「省電力モード」のほか、自動的に電源をOFFにする「TVオフタイマー設定」が備わっています。やはりカメラ優先で考えるとスリープのまま何時間も放置しておくのは電池持ちの面で好ましくないため、任意の時間が経過すると、スリープではなく電源が自動的に切れるように設定することができます。

この機能に合わせて「高速電源ON」という機能も搭載されていて、これを有効にしておくと電源OFFの状態から高速で起動してくれるようになります。きちんと計測していませんが、大体1～2秒くらいで起動しました。ただし即起動するのは電源OFFから24時間以内なので、それ以上放置すると通常起動となってしまいます。それでも20～30秒くらいでしょうか。

次はカメラのインターフェースです。右側にシャッターボタンやモードボタンが表示され、左上に設定を変更するための矢印マークとホームアイコンがあります。左下には撮影した写真のサムネイルが表示されており、タップすることでアルバムアプリが起動します。任意の箇所をタップすると、その部分にフォーカスを合わせます。この辺りもAndroidのそれと変わりありません。

アルバムアプリです。これもGalaxyスマホ・タブレットと同じものです。

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こんなところです。なんだか記事のタイトルからかなりズレた内容になってしまいましたが、まあ要するにAndroidスマホ・タブレットとほとんど同じ感覚で操作できますよ、というお話です。それでいて自動電源OFFなど省電力についてもそれなりに考えられているのが良いですね。

次回レビューでは、カメラの機能やプリインストールされている画像編集アプリなどに触れてみたいと思います。

GALAXY Camera レビュー記事

1. Androidデジカメ「GALAXY Camera」をレビュー：開封～外観編
2. Androidデジカメ「GALAXY Camera」をレビュー：操作性編 【今回】
3. Androidデジカメ「GALAXY Camera」をレビュー：カメラ機能編

機材提供：EXPANSYS