NVIDIAが自社主催のイベント「GPU Technology Conference 2013」でモバイル向けプロセッサ”Tegra”の新しいロードマップを披露しました。
ロードマップにはTegra 4の次の世代となるコードネーム「Logan」で呼ばれるプロセッサと、さらにその次の世代の「Parker」が表示されています。製品名は順当に行けばLoganが”Tegra 5”、Parkerが”Tegra 6”になると予想できます。生産開始時期はLoganが2014年早期、Parkerが2015年。なお、以前公開されたロードマップではLoganの次に「Stark」というコードネームのプロセッサがありましたが、今回のロードマップからは消えています。
LoganはKepler世代のGPUコアを採用し、OpenGL 4.3や、モバイルプロセッサとしては初めてのCUDA 5します。Parkerは次世代GPUである「Maxwell」を採用。「Maxwell」はPC向けのGeForce 800でも採用される予定で、GPUとCPUで共有する単一のバーチャルメモリ「Unified Virtual Memory」をサポートします。さらにParkerでは、NVIDIAが「Project Denver」として開発を進めている独自のARM CPUコアが搭載される予定です。