あと数日で正式発表されるであろうサムスンの次期フラグシップスマートフォン「Galaxy S IV」の実機画像がついに流出してしまいました。
まず外観について、現行のGalaxy S IIIから全体的なデザインは継承しつつ、ベゼルのさらなる最小化や前面・背面にあしらった網目状の模様、そしてカメラフラッシュやスピーカーの位置など、細かな変化が見られます。一方で、物理式のホームボタンにタッチセンサー式のバック・メニューキーを備え、インターフェースは従来からのスタイルが継続して採用されています。
電源ボタンとボリュームボタンの位置にも変化はなさそうです。フレームはこれまでと異なりアルミが使用されているように見えます。背面のこの模様はどこかで見覚えがあります。そう、招待状のバックグラウンドで使われていたパターンです。
システム情報には、モデル番号が「GT-I9502」、SoCが「UNIVERSAL5410」、CPUが「最大1.8GHzのクアッドコア」、GPUが「PowerVR SGX 544MP」、RAMが「約2GB」、OSが「Android4.2.1」、画面解像度が「1920×1080のFHD」であると表示されています。SDカードにも対応するようです。SoCについては「Exynos 5 Octa（Exynos 5410）」が採用されているものと思われます。
こちらは本体設定のシステム情報。これまでと違い白地の画面が印象的です。
AnTuTuBenchのスコアです。26,118という非常に高いスコアをたたき出しています。
ホームスクリーンです。非常に鮮やかな発色をしているように見えますが、やはりAMOLEDディスプレイを採用しているのでしょうか。
ステータスバーには2つのSIMのマークが表示されていて、このモデルがデュアルSIMに対応したものであることがわかります。情報元によれば今回のGT-I9502はGalaxy S IVのデュアルSIM版であり、シングルSIM版はGT-I9500になるとのこと。
ようやく出ましたね。個人的にはデザイン面でもう少し大きな変化があって欲しかったところです。ただ、複数のメディアによれば、これもまたプロトタイプである可能性があるそうなので、製品版での”もうひと押し”に期待したいと思います。
なお、Galaxy S IVは投入する市場にあわせて異なるスペックを持つと言われているので、日本で発売されるモデルがこのとおりであるかはまだ分かりません。是非Exynos 5 Octaを採用したモデルが上陸して欲しいですね。
経由：SamMobile
