Galaxy S IV(GT-I9500)の新たなスペックが流出しました。海外メディアでリーク実績のあるSamMobileが内部関係者からの話として伝えています。
流出したスペックは以下のとおりです。
- ディスプレイ:4.99インチ フルHD(1920×1080) ”SoLux”液晶
- SoC:Qualcomm Snapdragon 600
- CPU:1.9GHzクアッドコア
- GPU:Adreno320
- RAM:2GB
- ROM:16/32/64GB
- カメラ:1,300万画素
- 端末サイズ:140.1×71.8×7.7mm
- 重さ:138g
- 特徴:ホームボタンとタッチボタンを搭載、側面はアルミで背面はプラスチック、バッテリーは取り外し可能
- カラー: ブラック/ホワイト
これまで伝えられてきたスペックとの違いは、ディスプレイがAMOLEDではなく”SoLux”と呼ばれる液晶を採用していること、そしてチップセットが自社のExynos 5 OctaではなくQualcommのSnapdragon 600を採用することです。
AMOLEDはGalaxy Sシリーズのグラグシップモデルでは伝統的に続いてきたものなので、仮にこの話が本当だとすると寂しく感じます。ただ、当初からフルHD解像度のAMOLEDディスプレイは開発が非常に困難で難航していると伝えられていました。
チップセットについては、これも当初から8コアCPUを謳うExynos 5 Octaは発熱や消費電力の問題で搭載されないのではないかと懸念されていました。Snapdragon 600はプロセスルール28nmで製造される1.9GHzクアッドコアCPUや、Adreno320 GPUを内蔵します。HTC OneやOptimus G Proも同じチップセットを採用しますが、CPU周波数が1.7GHzなので、Galaxy S IVに搭載される方がより高性能であるということになります。
このほか、端末サイズと重さが初めて流出しました。Galaxy S III(GT-i9300)のサイズと重さが136.6×70.6×8.6mmの133gなので、縦横寸法と重さが若干増し、厚さが1mm近く薄くなったことになります。Xperia Zの厚さが7.9mmなので、Galaxy S IVの7.7mmはかなり薄いですね。
また、ボディーの特徴も伝えられています。これまで同様、物理的なホーム画面とタッチ式のボタンで構成されるようです。そして側面はアルミでリアカバーはプラスチック素材であるとのこと。全体的な見た目や質感は前作と大差がないのかもしれません。
記事冒頭の画像はGalaxy S IVの起動画面を写したものです。ボディー自体は恐らくダミーだと思われます。
情報元:SamMobile