スマートフォン/ケータイ売れ筋ランキング

ケータイ売れ筋ランキング(3月28日~4月3日)、Xperia arc(SO-01C)が首位をキープ、Galaxy Sは圏外に転落

ケータイ売れ筋ランキング

ケータイ売れ筋ランキング

家電、カメラ、IT、通信機器などの販売データを提供するGfK Japanは、2011年3月28日~2011年4月3日までのケータイ売れ筋ランキングを発表しました。


ランキングは以下のとおりです。

順位 前回 推移 機種 キャリア
1 1 Xperia arc SO-01C NTTドコモ
2 3 iPhone 4(16GB) ソフトバンク
3 2 MEDIAS N-04C NTTドコモ
4 4 iPhone 4(32GB) ソフトバンク
5 圏外 REGZA Phone T-01C NTTドコモ
6 7 P-07B NTTドコモ
7 6 SH009 au
8 5 IS05 au
9 9 REGZA Phone IS04 au
10 10 簡単ケータイ K005 au

3月24日発売のXperia arc SO-01Cが前週に引き続き1位を獲得しています。かつての人気機種「Galaxy S」や「T-01C」の時のような発売直後に急激に在庫不足に陥るという事態は避けられているように思います。一部店舗では人気カラーであるミッドナイトブルー以外は在庫がまだあるということです。しかし2週連続1位を獲得するための潜在的なパワーは流石といったところです。

前回2位だったMEDIAS N-04Cは3位に転落しています。が、先週時点では在庫がまだ十分にあるということでしたので、このまましばらくは上位をキープすることが予想されます。

iPhone4の人気がいまだ衰えません。先日発表された事業者別契約数によると契約数の純増はやはりソフトバンクが1位となっており、しかもその大部分がiPhoneによってもたらされたものですので人気の持続度の高さが伺えます。またここ最近ではは入学や進学を控えた時期だけに、今年1月末からスタートした学生や子どもとその家族を対象にしたキャンペーン「ホワイト学割with家族2011」への加入が進んだといいます。

5位には過去2週にわたって圏外に転落していたNTTドコモ版Regza Phone T-01Cが復帰してきています。人気の高さは健在らしく、もしかしたら在庫が十分に確保できたのかもしれません。

逆に先週は8位だったGalaxy Sが圏外に転落してしまっています。各社新製品発表会を来月にも控えており、そこにはGalaxy Sの後継機「Galaxy S2(SC-02C)」やXperia arcの国内特化モデル「Xperia acro(SO-02C、IS11S)」も含まれていると言われています。そうした中でおサイフケータイやワンセグといった日本独自機能を持たないグローバルモデルのGalaxy Sは、もしかしたら影を薄くしているのかもしれません。

GfK Japanの調査により、3月28日~4月3日におけるスマートフォンの販売台数が国内で初めて全体の半数を超えたことが明らかになっています。3月に人気機種が一斉に発売されたことに加え、震災の影響でケータイの買い替えが促進されたことも理由としてあげています。TwitterやFacebookなどのサービスが、万が一の時には役立つかもしれないという考えが広まったために、今後も買い替えや買い増しが予想されると言います。スマートフォンへの乗り替えが今後一層加速するのかもしれません。

情報元:GfK Japan