1GHzデュアルコアCPUを搭載すると発表されたGalaxy S2ですが、最近になって1.2GHzへ変更されるかもしれないという話が出てきたようです。
これは開発元であるサムスンのFacebookページから得られた情報のようで、さらに海外メディアがサムスンの内部関係者からこの件の確認を取ったと言います。
Galaxy S2は同社の今年のフラグシップモデルに位置づけられている端末です。先日HTCがHTC EVO 3Dという機種を発表しましたが、1.2GHzデュアルコアCPUが搭載されていると言います。サムスンは自社フラグシップモデルである端末が他社製製品に遅れを取ってはならないという考えがあって、Galaxy S2のクロック引き上げを検討したのかもしれません。
ただ、懸念されるのは発熱と消費電力量の増加です。物理的に同じコアを搭載しているのであれば周波数をクロックアップによって引き上げれば当然発熱は増します。発熱は各部品の消耗に影響してきます。つまり壊れやすくなるとういうことです。そして消費電力もあがるので、端末稼働時間にも影響してくるものと思われます。
Galaxy S2は8.49mmと非常に薄く作られます。すでに内部には一切の余裕が無いものと思われますが、自社製プロセッサを搭載しているだけにフォローが効きやすいとは思います。クロックアップによる代償を、可能な限りクリアしてもらいたいところです。
Galaxy S2はNTTドコモからもSC-02Cとして夏モデルラインナップに加えられる予定だと言われています。仕様の正式発表を楽しみに待ちたいと思います。
情報元:samsung facebook page、GSM Arena
追記:逆に悪知らせもあり、Galaxy S2の発売日が予定より遅れるらしいです。これは販売地域に関わらず全地域共通の話だということなので、6月と言われていた日本国内での販売もずれこむ可能性があります。