ドコモスマートフォン「Optimus G L-01E」の製品レビュー4本目です。今回は、本機種に備わっている独自機能をいくつか検証してみました。
Optimus G L-01Eのレビュー記事一覧
もうメモ帳を探さなくていい!「Qメモ」があれば…
最も代表的な独自機能が「Qメモ」です。表示している画面のキャプチャをとって、そのまま文字を書き込めるというものです。マップでもブラウザでも通話画面でもロック画面でも、どんな画面もキャプチャして、その上に手書きでメモを残すことができます。
Qメモを利用するには2つの方法があって、ひとつはボリュームボタンのUP/DOWNボタンを同時に長押しする方法。もうひとつはステータスバーを引き下ろして表示するクイック設定内のアイコンをタップする方法です。物理的なボタンで呼び出せるというがユニークです。
ちなみにAndroid標準のスクリーンショット機能は個別に用意されていて、電源ボタンとボリュームDOWNボタンの同時押しでスクリーンショットをとることもできます。ただしこの場合は画像が保存されるだけで、入力操作へはつなげることができません。
Qメモのインターフェースは上図のとおりで、ペンの種類・色の変更、消しゴム、共有、保存などができます。
一番左のアイコンをタップすると、メモを残したまま他の操作をすることができるようになります。たとえばそのまま電話をかけたり、ブラウザでWEBサイトを閲覧したり、動画をみたり、というようなことです。もう一度アイコンをタップすると、編集モードに戻ります。
左から2番目のアイコンをタップすると、背景を「キャプチャ画像」と「白紙」から選択できます。単にメモを残したい時は白紙の方がいいですね。
この「Qメモ」という機能、電話をしながら電話番号をメモしたり、急に何かを記憶しなければならないときなどに大活躍してくれます。繰り返しになりますが、ボタンを押せばすぐにメモを取れるというところがポイントで、このシンプルが実用性を高めていると思います。
「ノートブック」アプリで本格的な編集を
イラストやちょっとした資料の作成など、本格的なノート機能は「ノートブック」アプリが便利です。
「Qメモ」の時よりも使える機能が増えて、文字入力や、ペンの太さ・透明度などの変更も可能となります。 また、写真はもちろん、動画や場所(地図)、タイムスタンプなどをノート内に貼り付けることもできます。
ワンセグを見ながらメールも返せる「Qスライド」機能
動画を再生しながらWEBサイト閲覧などのほかの操作ができる「Qスライド」機能です。プリインストールされている「動画」アプリと、ワンセグアプリでこの機能を使うことができます。スライドで透過の具合を調整することができます。
ワンセグをよく使う方なら、見ながら調べものをしたり、メールを返したりすることができるのは、なかなか便利に感じるのではないでしょうか。
思い出をよりリアルに再現する「ライブズーム」
動画再生中に任意の箇所の拡大ができる「ライブズーム」機能です。ピンチアウトで拡大ができ、ピンチインやダブルタップで元のサイズに戻せます。
子どもの表情をアップで確認したい時などにこの機能は重宝します。拡大できると臨場感がドッとわいてきます。
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いかがでしたでしょうか。他の機種ではなかなか実現が難しい機能ばかりなので、この機種を選ぶきっかけになると思います。特に「Qメモ」は紙のメモ帳を不要とするほど実用性の高い機能です。気になった方はドコモショップなどの店頭で一度試してみてはどうでしょうか。
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