ドコモスマートフォン「Optimus G L-01E」の製品レビュー2本目です。今回は本機種に標準で備わっているホームアプリについて細かく検証してみたいと思います。
Optimus G L-01Eのレビュー記事一覧
先に結論を言ってしまうと、かなり出来が良いです。明らかにほかのメーカーの機種に備わっているものよりも多機能であり、またチューニングもしっかりされているために動作もきびきびとしていて、ストレスを一切感じませんでした。標準ホームアプリの完成形を見たような気がします。
ホームアプリはメーカー標準のものとdocomo Palette UIの2つ
ホームアプリはメーカー標準の「ホーム」と、ドコモ製の「docomo Palette UI」の2つが用意されています。設定で自由に切り替えることができます。
基本的な機能はひと通り揃っている
ランドスケープ表示（横向き画面）に対応しています。
ドック部分はカスタマイズ可能で、最大6個のアイコンを設置できます。アプリ一覧を表示するための「アプリ」アイコンだけは削除することができません。場所の移動は可能です。
各ページを俯瞰的に見れるヘリコプタービューにも対応しています。最大で7ページまで増やすことができます。
フォルダは色分け可能で大きさ変更も自在
フォルダはアイコン同士を重ね合わせる（ドラッグ&ドロップ）することで簡単に作成できます。作成後、フォルダ名やフォルダの色を変更することができます。また、ウィジェットのサイズ変更と同じ感覚で、フォルダの表示サイズも自由に変更可能です。最大ではページいっぱいに広げられます。
サードパーティー製ホームのお株を奪う「スクリーン効果」を実装
ホームの設定画面です。テーマの変更はもちろんのこと、ページをスクロールした際のアニメーション（スクロール効果）まで変更することができます。数はあまり多くないですが、楽しむには十分でしょう。さらに設定のバックアップとリストアまで用意されています。
編集モードでは連続した編集が可能
ホーム画面をロングタップするか、画面右上に常駐している「＋」アイコンをタップすることで、編集モードに移行できます。編集モードでは画面の上半分にプレビューが、下半分に追加するアイテムが並び、下から上へと好みのアイテムを”持ってくる”ような形で配置することができます。
アクションのたびに編集モードが解除されることがないので、連続した編集が可能です。壁紙も最終決定するまで選択画面が表示され続けるので、いちいち編集モードに出たり入ったりすることがなく、とてもスムーズです。
アイコン画像や大きさを変更可能
アイコン画像を変更する機能も備わっています。アイコンをロングタップして離すとアイコン右上に編集マークが表示され、これをタップすると画像選択画面に移行します。例では「電話」アイコンの編集を行なっています。画像選択画面にはいろいろなアイコンが標準で用意されていています。
カメラで撮影した写真を使うこともできます。トリミングもできます。上の右の画像が、変更が完了したところ。ちゃんとマンボーの画像になってますね。
アイコンの大きさも、小と大の2段階で切り替え可能です。大にすると2×2の領域を使って、アイコンが大きく表示されます。
アプリ一覧画面も非常に多機能
アプリ一覧画面も非常に多機能です。画面上部にはタブがあり、全てのアプリ、ダンロードしたアプリ、ウィジェットの3要素から選択できます。この辺は一般的なスタイルです。
設定アイコンをタップすると、アプリアイコンの並び替えやフォルダ作成、アプリのアンインストールなどができます。アプリのアンインストールではシステム画面に移行せずにダイレクトに実行できるので、操作がよりシンプルです。
メニューです。「小さなアイコン」を選択すると、アイコンの並びが「5×6」になり、一画面に多くのアプリを表示することができるようになります。その他、任意のワードでの検索、ソート、壁紙変更などができます。アプリ一覧画面の壁紙を変更できるのも、なかなか嬉しい機能ですね。
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以上です。まだ使い始めて間もないので見逃している機能もあるかもしれませんが、標準のホームとしては十分に多機能であることがお分かりいただけたと思います。しかも動作はあくまで軽快です。Android端末全般に見られる「ひっかかり」は皆無といって差し支えないほどです。
LGはホームの開発にかなり力を入れているようですね。開発者の経験値の高さとセンスの良さをうかがうことができます。
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