パナソニックが携帯電話事業を大幅に縮小すると日本経済新聞が報じています。
今年4月より再参入した欧州市場での携帯電話事業は早ければ年内にも販売を打ち切る方針で、国内でも売却や他社との提携を含め見直しを検討するということです。
国内外でスマートフォンを「ELUGA(エルーガ)」というブランド名で展開してきましたが、欧州では欧州債務危機の影響なども逆風となり販売が苦戦。国内でも製品の投入遅れが響いて販売状況は厳しい状況だということです。
各社の2012冬モデルでは、NTTドコモから発表されたフィーチャーフォンP-01Eが1機種ラインアップされたのみで、スマートフォンの投入はありませんでした。シャープと富士通がモバイル事業で統合するなどという報道もあり、国内メーカーの今後に不安を抱かざるを得ません。
情報元:日本経済新聞