ASUS、タブレットにもなる合体スマホ「Padfone 2」を正式発表、4.7インチIGZO液晶やクアッドコアCPUなど搭載

ASUSは10月16日、Androidスマートフォン「Padfone 2」を正式発表しました。

ディスプレイは4.7インチHD（1280×720）IPSパネルで、シャープのIGZO液晶が採用されており、最大550nitの明るさを実現しています。CPUは1.5GHzクアッドコア（Qualcomm APQ8064）で、ソニー製の1,300万画素裏面照射型CMOSカメラと、120万画素フロントカメラを採用。最大100枚の連写機能や、30fpsでの1080pフルHD動画撮影、60fpsでの720pHD動画撮影などに対応しています。

OSは発売当初Android4.0 Ice Cream Sandwichが搭載されますが、発売後すぐにAndroid4.1 Jelly Beanへのアップグレードが予定されています。RAMは2GBで内蔵ストレージは16GBと32GBと64GBの3モデルを用意。2年間使えるASUSのオンラインストレージサービス（50GB）が利用できます。ただしmicroSDカードには非対応。この他、2,140mAhバッテリーやNFCチップなどを搭載しています。グローバルモデルではWCDMA（900/2,100MHz）およびLTE（800/1,800/2,600MHz）に対応します。

タブレット型ドックは10.1インチWXGA（1280×800）IPSディスプレイを搭載しており、背面にスマートフォンを装着することができます。装着することでスマートフォン側のディスプレイを大画面で表示可能なほか、タブレット側に備わった5,000mAhバッテリーをスマートフォンへの電源供給として利用することができます。

端末サイズ/重さは、Padfone側が137.9×69×9mm/135g、タブレットドック単体が263×180.8×10.4mm/514g。合体時の重さは649gとなります。カラーはブラックとホワイトの2色。本国台湾では来週にもブラックバージョンの販売が開始されるようです。