Googleの提供するAndroid向けIMEアプリ「Google 日本語入力」がバージョンアップしました。
最新版の「バージョン:1.6.1209.3」では、新しいキー配列「Godanキーボード」への対応や、変換候補の表示改善、フリック感度の調整機能追加、その他アプリ自体の大幅な高速化などが行われています。
更新内容
- 新しいキー配列であるGodanキーボードを導入しました。
- よみがなの濁点/半濁点を省略したり小文字にしていなくても、変換候補が表示されるようになりました(ケータイ配列とGodanキーボードのみ)。
- 同じ文字列から始まる変換候補の表示を抑制し、より多様な変換候補を表示するようにしました。
- ハードウェアキーボードが有効になった時に、自動的にソフトウェアキーボードを隠すようになりました。
- 設定項目が増えました。
— ポップアップの有無を選択できるようになりました。
— フリックの感度を調節できるようになりました。- 辞書を更新しました。
- 動作が大幅に高速化しました。
- メモリ使用量が減少しました。
- 安定性が向上しました。
新たに追加された配列「Godanキーボード」は、スマートフォンで快適にローマ字入力ができるようにデザインされたものです。
Godan キーボード – Google 日本語入力 ヘルプ
http://goo.gl/u6BvN
左の列にA、I、U、E、O(あいうえお)が並び、中央と右側にK、S、T、N、H、M、Y、R、W(かさたなはまやらわ)が並びます。「あいうえお」の入力は赤い囲いの部分で入力し、「か行」以降の文字は青い部分と赤い部分を交互に使うことで素早いローマ字入力が可能です。
変換候補の表示について、下の左の画像のように、濁点/半濁点を省略したり小文字にしていなくても変換候補が表示されるようになりました(Godanキーボードとケータイ配列のみ)。
また、同じ文字列から始まる変換候補の表示が抑制され、より多様な変換候補を表示するようになっています。たとえば「しんじゅく」と入力したとき、これまでは「新宿」「新宿駅」「新宿区」「新宿線」など「新宿」で始まるもので埋め尽くされていましたが、制御後は代表的なもののみに絞られ、「シンジュク」や「森塾」「心塾」などの他の意味を持つ候補も上部に表示されるようになりました。
設定項目では、キー押下時のポップアップの表示有無や、フリック感度が新たに設定可能になっています。
情報元:Google Playストア