ASUSのアンドロイド搭載タブレット「Eee Pad」が日本国内でも発売されることが明らかになりました。
情報元のjuggly.cnによると、ASUSのFacebookページにて、Eee Padが6月に日本国内で販売されることが記載されているとのことです。
Eee PadはPCパーツメーカーとして有名なASUS(アスース)が開発したタブレットで、Android3.0(Honeycomb)を搭載しています。Eee Padシリーズとして3タイプが発表されていて、7インチディスプレイ感圧スタイラス対応のEee Pad MeMo、スライド&チルト式の10.1インチディスプレイを搭載するEee Pad Slider、タブレット本体と合体するキーボードがセットになった同じく10.1インチディスプレイ搭載のEee Pad Transformerがあります。このうちすでにEee Pad Transformerは今月25日に台湾で発売されていて、4月6日には英国でも発売されることが決定しています。
ASUSは先述したようにPCおよびPCパーツメーカーで、その分野では世界最大規模の企業です。特にPCパーツにおいては多くのPC製品に組み込まれているばかりか、自作パソコンの市場でも絶大な信頼と人気を誇ります。私も実は自作パソコンを少したしなむのですが、マザーボードはここ数年ASUS以外の製品を使っていません。そんなASUSが日本国内でもタブレットを発売するとあっては、それに反応しないわけにはいきません。
問題は価格帯ですが、安いもの(内蔵ストレージが小さい)では$400程度になるとの話もあり、かなり期待出来ると思います。Optimus PadもXOOMもそうですが、とにかく価格が高いのが欠点だと思います。どうせ半年も経たないうちに次世代のものが出てくるのですから、気軽に試せて気軽に手放せる(?)くらいの価格設定にしてほしいものです。販売形態もタブレットにおいては必ずしもキャリアを通すやり方でなくとも良いと思うんですよね。このASUSがどういった形で販売されるのかは分かりませんが、普通に電気屋さんで買えるようなノートPCライクな位置づけで販売してもらいたいところです。
タイプ別特徴
Eee Pad MeMo
解像度1024 x 600、感圧スタイラス対応の7インチディスプレイを搭載。OSはAndroid3.0(Honeycomb)、プロセッサはデュアルコア 1.2GHz のSnapdragonプロセッサ Qualcomm 8260、1.2メガピクセル前面カメラおよび5メガピクセル背面カメラを搭載。本体サイズは198.5×116.8×11.5mm、重さは389g。
Eee Pad Slider
10.1インチディスプレイにキーボードが取り付けられた特殊なモデル。スライド式になっていてディスプレイを立ち上げればノートPCのように使え、畳めば普通のタブレットのように使うことができる。搭載OSはAndroid3.0(Honeycomb)、解像度は1280 x 800、NVIDIA Tegra2 1GHzデュアルコアプロセッサ、前面1.2メガピクセル、背面5メガピクセルカメラを搭載。本体サイズは 273×180×17.7mm、重さが886g。
Eee Pad Transformer
10.1インチディスプレイに、ドッキング可能なキーボードが付いたタイプ。搭載OSはAndroid3.0(Honeycomb)、解像度は1280 x 800、NVIDIA Tegra2 1GHzデュアルコアプロセッサ、前面1.2メガピクセル、背面5メガピクセルカメラを搭載。本体サイズはキーボードを外したところで271×176×12.9mm、重さはが680g。