アマゾンが10月上旬にようやく日本でKindleを発売するそうです。日本経済新聞が報じました。
報道によれば、アマゾンは年末商戦に間に合うよう日本語のコンテンツの確保を急いでおり、AndroidベースのOSを搭載した「Kindle Fire」などを10月上旬に販売する方向であると大手出版社幹部が語ったとのこと。ただし、アマゾンは現在、出版社側にコンテンツのデータ形式の変更を求めるなどしており、出版社の準備が整わない場合には発売時期がさらにずれ込む可能性もあるそうです。
アマゾンは日本向けのサイトAmazon.co.jpにて、今年6月より「Kindle 近日発売」と案内を出していますが、約3ヶ月経った今でも詳細について何も発表していません。過去の報道によれば、出版社と契約の折り合いがつかず発売が延期されていた模様。
今回の報道のとおりKindle Fireが発売されるとすれば、やはり今月7日に米国で発表されたばかりの新製品「Kindle Fire HD」が発売されることになるのでしょうか。8.9インチ版と7インチ版がありますが、8.9インチ版では1920×1200ピクセル（WUXGA）の高解像度ディスプレイやOMAP4470 1.5GHzデュアルコアCPUなどを搭載しており、特に魅力的です。また、報道ではKindle Fire”など”としていることから、電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」の登場も期待できます。
情報元：日本経済新聞
