イー・モバイルスマートフォン「GS03」のレビュー記事です。前回は開封~外観のレビューを行いましたので、今回はGS03に搭載されている独自ユーザーインターフェース「マジック3D」を試してみました。
「マジック3D」は、直感的で快適に操作できることを売りにした独自UI。カスタマイズ可能なロック画面や、立体的に見える3Dホーム画面などが特徴です。
動画を撮影しましたのでご覧ください。どのようなものか、概要がすぐにお分かりいただけると思います。
以下、詳しく解説していきます。
まずロック画面ですが、画面上部に表示されている時計部分を左右にスライドすることで、音楽のミニプレイヤーや天気予報を表示させることができます。
ロック部分は左右と上がアプリのショートカットとなっていて、その方向にスライドすることでアプリを起動できます。ショートカットは任意のアプリに変更することも可能。
ホーム画面です。右の画像のように、ページを切り替えるときにアイコンやウィジェットが立体的に見えます。
ページ番号の部分を左右にスワイプすることで、各ページをシームレスに切り替えることができます。表示もさらに立体的に。この状態でグリグリ動かすと、なんとも言えない気持ちよさを味わうことができます(笑)
3D効果の設定で「パン」を選択すると、立体の方向が逆になります。気分によって切り替えると良いですね。
ドロワー(アプリ一覧画面)も同じように立体表示できます。ドロワーではアプリの並び替え機能はありませんが、アプリをダイレクトにアンインストールする機能は備わっていました。
ホーム画面のプレビュー表示や、アイコンのテーマ変更にも対応しています。
マジック3Dのほかに、Android4.0標準のホームも用意されており、メニューから簡単に切り替えることができます。
総評
メーカー純正のホームアプリがここまでド派手に動くのも珍しいのではないでしょうか。サードパーティー製のホームアプリを使わなくてもこんなに面白いアニメーションが楽しめるのなら、純正で十分でしょう。暇な時は何故かグリグリして遊びたくなってしまいます。
動作に関しては、指の動きに対してほんのわずかに反応が遅れるような感じはするものの、許容レベル。基本的にひっかかりも少なくストレスなく操作できます。ロック画面のショートカット配置など、機能もひととおり揃っていて、不便に感じることも無いと思います。
もっとシンプルに使いたければ、Android4.0標準のホームに切り替えて使うと良いと思います。こちらは動作がかなり軽快で、まるでAndroid4.1 Jelly Beanのような動き。上手くチューニングできているようですね。