レイ・アウト製ソフトケース「RT-SO01CC6」を購入してみました。そのレビューです。
ケース本体以外の同梱物は、液晶保護フィルム×2枚、クリーニングクロス、フィルム貼付け用カード、フィルム貼り付けマニュアルです。同社製Xperia arc用ケースの中でシリコン素材のケースだけが保護フィルムが2枚入っています。
製品名を「シルキータッチ・シリコンジャケット」というのですが、まさにシルクのような手触りです。非常に薄く柔らかく、しっとりスベスベ気持ちが良いです。アンチダストコーティング加工が施されていて、ホコリが付きにくくなっているそうです。確かにこれならホコリは付きません。
装着してみました。両サイドはちょうどディスプレイだけが露出するように縁が広めに取られています。どこか可愛らしい雰囲気が漂ってくる不思議なデザインです。
前面上部を全て覆う形状をしています。センサーや受話口は穴が開けられていますので普通に使えます。
前面下部です。操作ボタンの直下までケースの縁が来ます。ボタンは非常に押しにくいです。特に戻るボタンとメニューボタンはかなり厳しい。これ何とかならなかったのかな・・・。
背面です。TPUと違ってシリコンは透明度が低いのですが、このケースは非常に薄く作られているのでロゴやエンブレムが透過して見えます。にしてもミッドナイトブルーとピンクは合うなぁ。
カメラ部分です。個体差があるかもしれませんが、今回はズレが全くありませんでした。
ボリュームボタン、microUSB、着信ランプ部分です。microUSB部分はケーブル端子との干渉も無いですし、着信ランプもちゃんと見えるようになっています。
ボリュームボタン部分ですが、ボタンが覆いかぶさったタイプです。生地が非常に薄く、しかも柔らかいのでボタンはかなり押しやすいです。今まで試した全ケースの中で一番押しやすかったです。
オーディオジャック部分です。ケースが薄いのでプラグと干渉してしまうことはありません。
上面です。ここもケース自体が非常に薄いのでケース自体に変に影響されること無くボタンを押すことができます。素で押せるのがやはり一番ですが、それに限りなく近い印象です。
カメラ部分を撮り忘れましたが、ここと全く同じで非常に押しやすくできています。
底面です。ズレもなく、悪くありません。
柔らかな素材だと背面のアーク形状の再現度合いが気になるところですが、中心に向かって端末との間にやや空間が生じていますが、アーチ状のデザインはそれなりにキープできています。上手く写真に撮ることができませんので掲載しませんが、平らな部分に端末を置くと土台と端末背面の間にきちんと隙間が生じていていました。
カメラ撮影テスト
クリアタイプのケースでは、フラッシュを焚いて写真撮影をした際に反射した光が写真に写りこんでしまうという問題が生じます。このケースは光沢質ではなくマットな質感なので問題ないと思いますが、念のためテストしてみました。
ケース無し
RT-SO01CC6装着後
全く問題ないようです。もともと穴も広めに取ってありますし、ケースが薄いことも良い方向に繋がっているのかもしれません。
総評
ディスプレイ以外すっぽり覆いかぶさったような独特な形状をしていますが、それが気にならなければベストに近い製品だと思います。
しっとりスベスベの触っていて気持ちの良い質感が好印象です。ホコリも付きにくくできています。
ケースは非常に薄くできていて、それによって側面にあるボタンがとても押しやすいです。これまでレビューしてきたXperia arc用ケースの中で最も押しやすかったです。
欠点は2つあります。1つ目は、「戻る」「ホーム」「メニュー」のボタンがかなり押しにくいことです。もう1点は、薄すぎるあまり衝撃の吸収能力が低いと思われる点です。ひっかき傷防止にはもちろん役立つと思います。