ソニーモバイルは、29日にドイツで発表した新作Xperiaスマートフォン「Xperia V」を、日本のNTTドコモとKDDIから発売する予定のようです。最新ケータイ情報を扱うブログ:Blog of Mobile!!が伝えています。
NTTドコモ向けはSO-01Eとして、KDDI au向けはSOL21として発売されるそうです。総務省の技適を通過していた「PM-0070-BV」と「PM-0050-BV」がこれらに該当するとのこと。(前者がドコモ版、後者がKDDI版)
認証情報から、両モデルともLTE方式の通信に対応することがわかっています。ドコモはXiスマートフォンとして、KDDIは今秋以降スタートするLTEサービスに対応したスマートフォンとして、Xperia Vを発売することになります。
ドコモ版は2GHz帯、1.5GHz帯、800MHz帯のトライバンドLTEに対応します。既存のXi端末では2GHz帯のみを使った通信ですが、マルチバンド化することで通信の安定性向上などの恩恵が受けられる可能性があります。KDDI向けは1.5GHz帯と800MHz帯のデュアルバンドLTEに対応することがわかっています。(KDDIはLTEサービス開始当初、1.5GHz帯と800MHz帯を使用する。2GHz帯も今後使用する計画。)
Xperia Vは防水・防塵に対応したAndroidスマートフォン。4.3インチHD液晶ディスプレイや、1.5GHzデュアルコアCPU、1,300万画素カメラなどを搭載します。ディスプレイには最新技術Mobile Bravia Engine 2が採用され、より高コントラストな鮮やかな映像を表示します。また、カメラはHDR撮影や1080pフルHD動画撮影をサポートします。OSは発売当初Android4.0 ICSが採用されますが、Android4.1 Jelly Beanへのアップグレードが予定されています。
グローバル市場では2012年第4四半期に発売される予定。日本では各社の冬モデルとして発売される見込みです。
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