少し前の話題となりますが、NECカシオ製端末「CDMA CAL21」がJATEの認証を7月19日付けで通過しています。
「メーカー略称+数字」のこの形は、KDDI(au)向けの今年の秋・冬モデル以降のスマートフォンに与えられる型番ですから、この端末がauスマートフォンであることがわかります。また、型番中の「L」は”LTE対応”を表す文字であるため、KDDIが今秋以降ローンチ予定のLTEサービスに対応していることがわかります。
さらに面白いのはメーカー略称が「CA」となっている点です。NECカシオモバイルコミュニケーションズ製の端末は通常「N」が与えられますが、カシオブランドで展開する機種には「CA」が与えられます。カシオブランドのスマートフォンというと、昨年6月に発売されたタフネススマートフォン「G’zOne IS11CA」を思い浮かべます。発売からすでに1年以上が経過しており、このタイミングで後継機が登場するとしても何ら不思議ではありません。
関連する事柄として、NECカシオ製端末「KMP7T4A1-1A」がFCC認証を通過しています。採用する通信方式や電波周波数などから、KDDI向けの端末でLTEに対応している可能性が高いことが判っていますが、もしかするとこれが「CAL21」に該当するのかもしれません。認証時の資料から、端末のサイズが約134.0×69.5mmであることが判明しています。厚みは不明ですが、縦横寸法ではARROWS Z ISW13Fに近いサイズで、大型のスマートフォンとなりそうです。
このほか、恐らくは同種と思われる米ベライゾン・ワイヤレス向けの「C811」という端末の存在も明らかになっています。デュアルコア・プロセッサ内蔵の「Qualcomm MSM8960」が採用される模様。
なんとなく姿が見えてきたような気がします。
情報元:JATE 経由:Blog of Mobile!!