ソニー製Androidタブレット「Sony Tablet S」の後継機と思われる端末の情報がリークされました。流出した資料には「New Branding」と題して「XPERIA Tablet」という製品名が記載されています。ソニーは今後スマートフォンとタブレットを同じ「XPERIA」ブランドで統一して推し進めていく予定のようです。
デザインに関する資料では、アルミニウム素材の防沫仕様のボディーになると記載されています。また筐体は前作よりも42%薄い厚さ8.8mm(最厚部で11.85mm)になると記載されています。
形状は前作でも採用された「偏重心デザイン」が引き続き採用されるようです。片手で持った際にバランスが良く、重さを感じにくいとされています。
詳細なスペックもあります。書きだすと以下のようになります。
- 端末サイズ:241.2×174.3×8.8mm(最厚部11.85mm)
- 重さ:570g
- ディスプレイ:9.4インチ WXGA(1280×800)
- OS:Android4.0 ICS またはそれ以降(Android4.1 JB)
- CPU:Tegra3
- ストレージ:16GB/32GB/64GB
- カメラ:背面800万画素、前面100万画素
- 無線LAN:IEEE802.11 a/b/g/n
- Bluetooth:3.0
- 外部端子:STポート、SDカード、マイク、ヘッドフォン、ステレオスピーカー
- センサー:環境センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、加速度センサー、GPS/A-GPS
- バッテリー:6,000mAh(Wi-Fi環境でのWEBブラウジングで最大10時間駆動)
ディスプレイは前作と同じ9.4インチWXGAとなります。OSは最新バージョンへ、CPUはTegra2デュアルコアからTegra3クアッドコアへ、カメラは500万画素から800万画素へ、ストレージは64GBモデルが新たに追加されます。バッテリーは5,000mAhから6,000mAhへと大型化され、連続動作時間も倍増するようです。各項目で着実に進化を遂げているように思います。
キーボード一体型のケースが用意されるようです。まるでSurfaceの「Touch Cover」のようですね。
この他アクセサリーとして充電クレードル、ドッキングスタンド、ドックスピーカー、タブレットスタンド、キャリングケースなどが用意されるようです。
モデル名は16GBモデルが「SGPT121US/S」、32GBモデルが「SGPT122US/S」、64GBモデルが「SGPT123US/S」となります。今月初旬にFCCの認証を通過した端末と一致しますね。ほかにカナダ市場向けモデルと思われる「SGPT121CA/S」「SGPT122CA/S」「SGPT123CA/S」も確認されています。
価格は順に449.99ドル(約35,000円)、549.99ドル(約43,000円)、649.99ドル(約51,000円)となっています。
ソニーは8月29日にドイツ・ベルリンでIFA2012のプレスカンファレンスを開催する予定であり、ここで正式発表される可能性があります。
情報元:Xperia Blog