NEC製の端末「C811」がUPnP FORUMの認証を通過しています。データベースの情報から、OSにAndroid4.0.4 ICS、SoCにQualcomm Snapdragon S4 MSM8960を採用していることが確認でき、この端末がAndroidスマートフォン端末であることがわかります。
また、この端末で撮影されたと思われる写真が、写真共有サービス「picasa」で発見されており、写真の情報からこの端末が「CASIO」ブランドで展開される可能性が高いことが判明しています。（NECブランドの端末で撮影するとメーカーが「NEC」となるが、CASIOブランドの端末で撮影すると「CASIO」と表示される。）
情報引用元のBlog of Mobile!!によれば、「C811」という型番は、型番の規則から考えて米通信キャリアのベライゾン・ワイヤレス向けの端末であり、また、採用されるSoCがMSM8960であることから、LTEにも対応しているのではないかと推測しています。
ベライゾン向けのCASIOブランドのAndroidスマートフォンというと、「G’zOne Commando」を思い浮かべます。auから発売されたタフネススマホ「G’zOne IS11SC」のベースとなったモデルです。これの型番は「C711」なので、今回の端末がG’zOne Commandoの後継機と考えても良さそうな気がします。
また、カシオは今年1月に開催された家電市CES2012にて、タフネス性をさらに強化した「G-SHOCK PHONE」なる端末を披露していますが、こちらの路線の端末となる可能性もありそうです。
「G’zOne Commando」や「G’zOne IS11SC」が登場してから既に1年以上が経ちます。そろそろ後継機の話が出てきても不思議ではありません。
経由：Blog of Mobile!!（2）
