先日レビューしたレイ・アウト製Xperia arcハードケース「RT-SO01CC4/A」と「RT-SO01CC3/C」の、実機装着後のレビューを行います。
※2011年3月31日追記:RT-SO01CC3/Cにおいて、フラッシュを使った撮影時に反射した光が写真に写りこんでしまう問題があるようです。詳細はこちらをご覧ください。
装着前の感想と相違があったりしますので、前回の記事をご閲覧くださった方は是非ご覧ください。
装着前のレビューや同梱品を確認になりたい場合は前回の記事をご覧ください(RT-SO01CC4/A、RT-SO01CC3/C)。ただし、製品の評価は今回のレビューを優先します。
まず謝らなければならない点があります。前回レビューで、各ジャック部分がジャックカバーと干渉しないように作られていると書きましたが、ジャックカバーなんてそもそもありませんでした!(笑) 東京まで行って何を見てきたんでしょうか、ばか・バカ・馬鹿ぁ!
しかしめげずにいきたいと思います。
ちなみに以下はラバーコーティングされたRT-SO01CC4のレビューとなりますが、RT-SO01CC6も全く同じ形なので一緒にまとめてしまいます。
薄いと言われてもなんだか野暮ったい感じがして手をつけてこなかったハードケース。しかしこのケースは本当に軽くて薄いです。そして端末にジャストフィットするので、まるでこれが標準であるかのような感覚に陥ります。
ハードケースにしては珍しく端末底面までカバーします。ケースの縁が端末の縁とちょうど同じ高さまでしか来ませんので、ボタンを押す時の指の妨げになるようなことはありません。ソフトケースだと縁を被せるようにカバーしますので、ものによってはボタンが押しにくくなる場合があります。
カメラ部分です。サブマイクも含め、ほとんどズレはありません。
上面はガバッと開いています。小さな電源ボタンも直接押すことができるので、操作性が損なわれることはありません。それでいて左右の縁までしっかりカバーされていますので安心です。
端末底面です。ストラップホール部分もマイク部分もズレはありません。
オーディオジャック部分です。凸型になっているのはジャックが端末背面に向かってせり出ている形状に合わせるためのようです。端末側面のシルバーの部分しか見えないようになっていますのでデザイン性も損なわれませんし、端末との一体感が生まれます。また前後の余白を多めに取ってあるので、ある程度太いプラグを差しても干渉してしまう心配がありません。
microUSB、ボリュームボタン、着信ランプ部分です。着信ランプもしっかり見えますし、USB部分もケーブルと干渉してしまうことはありません。
ボリュームボタンはこれまで試したケースの中で最も押しやすいと感じました。側面のシルバー部分しか表に出さないデザインが項を奏したのか、ボタンを押す力が端末背面側に逃げること無く力がそのままボタンに伝わります。とは言ってもケース無しの状態よりかは遥かに押しにくいんですけどね^^;
カメラのシャッターボタンも、他のケースより押しやすいと感じました。指の腹で押すよりも指の先端、指の腹の浅いところで押すと上手く押せます。ボタンの押しにくさはもはやケースのせいではなさそうです。
総評
流石はレイ・アウト、かなり良いです。実は私はソフトケース派だったのですが、端末にジャストフィットして違和感の無いこのケースを使ったら、逆にソフトケースが野暮ったく感じてしまったほどです。
造りも非常に良いです。穴のズレが無いという基本ポイントはおさえていますし、各ボタンの押しやすさもしっかりと考えて作られていると思います。
デザイン面で言えば、徹底して側面のシルバー部分しか表に出さない設計がGOODです。これによって端末との一体感が生まれていて、とてもクールに見えます。それとこれはラバーコーティングシェルのみのことですが、ケース表面のメタリック調の質感が本体のシルバー部分とよくマッチしていて、Xperia arcの持つ先進的なイメージをさらにかき立てています。最初は嫌いだったこのギラつき感が、今では一番のお気に入りになってしまっています。
価格は比較的高めですが、液晶保護フィルムやクリーニングクロスも付属していますので逆にお買い得だと思います。この記事で映っているXperia arcには、すでに付属の保護フィルムが装着済みなんですよ。
ハードケースなら今のところイチオシのケースです。
レビュー商品:RT-SO01CC4、RT-SO01CC6