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サムスン、Galaxy S IIIの発火事故をユーザーの故意によるものと暫定結論

先週発生したGalaxy S IIIの発火事故について、サムスンは自社内で調査をおこなった結果、ユーザーによる故意の毀損(きそん)であると暫定的に結論づけたそうです。

この出来事は、アイルランドのとあるIT掲示板に「車の車載ホルダーにGalaxy S IIIを置いて走行していたところ突然火花がちり、端末下部が溶け出した。」とする書き込みが写真付きで投稿されたことを受け、サムスンが対象となった実際の個体を回収し調査を行なっていたものです。

サムスンによれば、Galaxy S IIIの内部部品に異常はなく、また発火したと思われる箇所はマイク部分であり通常は爆発の危険性がほとんどないところであることから、暫定的に電子レンジの加熱による毀損だと結論を下したということです。

なお、2010年のはじめにも電子レンジを使ったいわゆる「自作自演」の爆発事故が起こっています。

サムスンは現在、英国の第3者機関で該当の製品について精密調査を行なっている最中で、「正確な原因が判明したら正式に対応する」とコメントしているそうです。

情報元:東亜日報