家電、カメラ、IT、通信機器などの販売データを提供するGfK Japanは、2011年3月14日~2011年3月20日までのケータイ売れ筋ランキングを発表しました。
ランキングは以下のとおりです。
順位 | 前回 | 推移 | 機種 | キャリア |
1 | – | 初 | MEDIAS N-04C | NTTドコモ |
2 | 1 | ↓ | iPhone 4(16GB) | ソフトバンク |
3 | 2 | ↓ | IS05 | au |
4 | 4 | → | iPhone 4(32GB) | ソフトバンク |
5 | 3 | ↓ | GALAXY S | NTTドコモ |
6 | 6 | → | SH009 | au |
7 | 7 | → | REGZA Phone IS04 | au |
8 | 10 | ↑ | P-07B | NTTドコモ |
9 | 圏外 | ↑ | 簡単ケータイ K005 | au |
10 | 9 | ↓ | IS03 | au |
3月15日発売の世界最薄スマートフォンMEDIAS N-04Cが初登場1位を獲得しています。さすがというべきか、発売直後なので当たり前というべきか。逆に大事なのは、どこまで順位をキープできるかです。売れ続けるには人気の高さに加えて在庫が潤沢でなくてはなりませんから、そのバランスの取り方がメーカーであるNECカシオの腕の見せ所になります。しかし、NECカシオは今年夏モデルとして同機種の防水モデルの発売を控えているとのことですので、あまり多くの生産はしないのではないかという見方もできます。
前回初登場2位を獲得したauのIS05は実質順位は変わらず、上位をキープ。auのREGZA Phone IS04も7位をキープしています。
ここのところずっとTOP3に入ってきたGalaxy Sは、ここにきてさすがに勢いが衰えてきた感があります。
ドコモのLYNX 3D SH-03C、REGZA Phone T-01Cは残念ながら圏外に転落しています。同じワンセグなどの日本独自機能を持つMEDIAS N-04Cが発売されるとあって、そちらに流れてしまったのではないかと予想できます。
次回は3月24日に発売されたXperia arc SO-01Cが間違いなく上位にランクインしてくるでしょうから、その影響を受けてランキング全体がどのように変化するのかが見物になると思います。
また、地震の影響で配送や入荷の遅れが生じていますので、それへの影響も気になるところです。
情報元:GfK Japan