米アマゾンがAndroidアプリの販売サービス「Amazon Appstore for Android」をオープンしました。
画像はアプリの販売ページのスクリーンショットです。
Amazon Appstoreは、世界最大規模のショッピングサイトを運営するアマゾンが運営する、アンドロイドアプリストアです。アンドロイド標準のAndroidマーケットと同様、無料・有料のアプリがカテゴリー別に陳列されていて、そこからダウンロード&インストールすることができます。アプリ提供側からすればAndroidマーケットと同様にアマゾンを介してアプリを販売できるので、ユーザーへのアプローチの仕方がひとつ増えたことになります。開店当初の品揃えは約3,800点ということです。
Amazon Appstoreの独自サービスとして以下のようなものがあります。
- アマゾンでアプリを提供するには独自の審査があり、アプリ購入者側としてはセキュリティー面で安心
- セールがあるので通常よりも一部安く購入できる(その一環として現在行われているのが、特定の有料アプリが毎日1本無料でダウンロードできるというサービス)
- Test DriveというWebブラウザ上でAndroidアプリを無料体験できる機能
- 1回のクリックで素早く購入できる「1-Click購入」が利用可能
- アマゾンの得意とするレコメンドサービス
有料アプリが無料で買えたり、ブラウザ上でアプリを試せる機能などはかなり有用そうです。それと、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」といったレコメンドサービスやコメント機能も、良質なアプリをさがすためにとても役に立ちそうです。
Amazon AppstoreはWEB版の他にアプリ版の提供もあり、AppstoreアプリをAndroid端末にインストールすることで端末側から直接アプリをダウンロードすることも可能です。(アプリのダウンロードはこちら)
Amazon Appstoreを利用するには、アマゾンの会員登録が必要です。すでに会員の場合は新たな登録は不要で、クレジットカードを登録している場合にはそのま まクレジットカードでのアプリの購入が行えます。
なお、現在はアメリカ版アマゾン(Amazon.com)でのみ提供を行っていますので、国内からのアプ リのダウンロードは行うことができません。徐々に提供地域を拡大していくとのことです。