スマホ・タブレット レビュー

URBANO PROGRESSOの外観と動作の動画

au2012年夏モデルスマートフォン「URBANO PROGRESSO」に少しだけ触れてきましたので、外観や動作のようすを写真と動画でお届けします。

まずは外観の動画。

次に動作の動画。

カラーはオレンジ、シルバー、ピンクの3色。オレンジとピンクは背面に細かな凸凹があり、ザラザラとした面白い手触りです。前面も落ち着きのある金属調のデザインで、確かに「大人な感じ」が出ています。若者にはちょっと渋すぎるかも。

ボディーは決して小さくはないのですが程よくラウンドしていて持ちやすいです。重さは結構あります。

ディスプレイは4.0インチWVGA(800×480)の有機EL。画像や動画は鮮やかに見えますが、Pentile配列なのでどうしても文字の縁が滲んで見え、個人的には気になってしまいます。でも消費電力には一役買っています。

ロック画面は大きなアナログ時計になっていたりして個性的です。ホーム画面は一般的なもののほかに「シンプルメニュー」というものも用意されていて、これを有効にすることで必要最低限のアイコンだけが並ぶようにすることもできます。”大人”でも易しく使える工夫です。

この機種の一番の売りは「スマートソニックレシーバ」を搭載していることです。これはディスプレイを振動させることで音声を伝達するというもので、相手の声がクリアに聞こえ、しかも駅のホームなど雑踏の中でも声が聞きやいのだとか。

実際に試してみましたが、本当にクリアに聞こえ、さらに耳の位置を多少ずらしても音が聞き取れるので、例えば頬と肩で挟んで持つようなシーンでもちゃんと会話が聞けていいなと思いました。

このほか、試してはいませんが、相手の声の速度を落として聞きやすくする「ゆっくり通話」なども搭載されていて、ここでも”大人”への優しさを感じました。

動作面では基本的にはサクサクと動くのですが、WEBブラウザでのページの読み込みにやや時間がかかるような印象を受けました。ちょっと時代遅れなSnapdragon S2の1.21.4GHzシングルコアCPUを採用しているからなのかもしれません。しかしRAMは標準的な1GBであり、それなりの安定性は確保されているものと思われます。