韓国で発売されるLTE対応版のGalaxy S IIIは、SoCがExynos 4 Quad(1.4GHzクアッドコアCPU)で、なおかつ2GB RAMを搭載するそうです。韓国経済新聞が伝えています。
Galaxy S IIIは販売地域やLTE対応/非対応によってスペックが一部異なり、欧州で発売されるLTE非対応版ではクアッドコアCPU+1GB RAMという構成、日本(ドコモSC-06D)で発売されるLTE対応版ではデュアルコアCPU(Snapdragon S4)+2GB RAMという構成になります。米国で発売されるものも日本と同じ構成なんだとか。
一方韓国では、メーカーの地元ということもあってか、LTE対応版と非対応版の両方が発売され、LTE非対応版では欧州と同じクアッドコアCPU+1GB RAMの構成、そしてLTE対応版ではクアッドコアCPU+2GBの構成になるようです。
整理するとこんな感じになります。
欧州
- SoC:Exynos 4 Quad(1.4GHzクアッドコアCPU)
- RAM:1GB
- LTE:非対応
日本(ドコモ SC-06D)、米国
- SoC:Qualcomm Snapdragon S4(1.5GHzデュアルコアCPU)
- RAM:2GB
- LTE:対応
韓国
- SoC:Exynos 4 Quad(1.4GHzクアッドコアCPU)
- RAM:1GB
- LTE:非対応
と
- SoC:Exynos 4 Quad(1.4GHzクアッドコアCPU)
- RAM:2GB
- LTE:対応
LTE対応版でExynos 4 Quadを採用することは物理的(?)には可能なそうですが、テストにかなりの時間を要するため、発売時期が遅れてしまうそうです。韓国ではLTE非対応版を先に投入する関係で時間に余裕ができ、その後悠々とクアッドコアCPU搭載のLTE対応版を発売することができるというわけです。
日本でもどうせならクアッドコアCPU搭載モデルを発売してもらいたかったところですが、発売時期が大幅に遅くなるということと、どうやらSnapdragon S4との性能差は僅差(というよりもどちらも得意不得意がある)らしいので、まあ結果的にこれでよかったかなとも思っています。どうしてもExynos 4 Quad採用製品を使ってみたいという方は海外モデルを輸入するでしょうね。
情報元:韓国経済新聞
クアッドコアとデュアルコア、それぞれの得意・不得意作業が分かるサイトはご存知ですか?
返信遅くなりましてすみません!
私もあまり詳しくありませんが、検索したら次のサイトがHITしましたので紹介します。
http://nattokude.gozaru.jp/nikki/core2quad_core2duo/1_outline.html
Androidにおいて処理負荷が高い作業というのが具体的にどれに該当するのかがよくわかりませんが、クアッドコアに対応したアプリであればデュアルコアよりもパフォーマンスは高くなりそうです。ただし実際問題、そのようなシーンは多くないと思われます。
私もPCでの比較記事はいくつかヒットしたのですが、
ことスマホについての記事は見当たりませんでした。
現在の一般的な使い方を前提とすると、確かに
大差は無いのかもしれませんね。