モバイルガジェットショップ「がうがう!」のXperia arc用ハイブリッドケース「Hybrid Slim Arc Jacket for docomo Xperia arc」のレビューです。
※2011年3月31日追記:フラッシュを使った撮影時に反射した光が写真に写りこんでしまう問題があるようです。詳細はこちらをご覧ください。
背面はポリカーボネート、側面はTPUを使って作られているハイブリッドタイプです。ハイブリッドタイプを試すのはこれが初めてです。
ハードケースの薄さと、ソフトケースの保護力の高さを合わせ持つのがハイブリッドタイプのケースです。側面にTPUを使用することで端末の上面・底面、そして縁までをカバーすることができるようになりました。
購入したのはショップがうがう!のHybrid Slim Arc Jacketという製品。ケース本体以外の同梱品はありません。
背面です。透明部分がポリカーボネートで、白色の縁がTPUです。TPU部分は一般的なTPUソフトケースよりも硬く、弾力があまりありません。
内側です。ハードケースではできなかった、端末上面・底面・縁の保護ができます。
薄さについてですが、ハイブリッドタイプが全部そうなのか、またはこのケース特有のものなのかは分かりませんが、他メーカーのハードケースよりも明らかに厚いです。また、重量も約2倍あります。
カメラ周辺部です。カメラレンズ用とLEDフラッシュライト用の2つの穴が独立して開いています。
穴の切り口の厚さで、ケース自体の厚さがなんとなくおわかりいただけると思います。ポリカーボネートとTPUの接合部分は基本的にうまく一体化していますが、ところによっては段差が出来ているところもあります。
オーディオジャック部分です。
電源ボタン部分です。かなりの厚みがあってしかも硬いので、ソフトケースのようにケースの上からボタンを押すことは出来ません。そのため穴が開けられています。
目を凝らしてみると、穴の縁がボコボコしていて丁寧な造りとは言えません。
microHDMIポート部分です。ここもよく見ると切り口が雑です。
microUSBポート、ボリュームボタン部分です。ここも雑。
総評
コンセプトは素晴らしいハイブリッドタイプのケースですが、ハードケースの持ち味であるはずのスタイリッシュさが完全に損なわれてしまっています。
また、ポリカーボネートとTPUの接合部の加工が難しいのか、切り口が汚く、雑に見えてしまうのが惜しいです。
ポリカーボネートはカラーバリエーションが豊富であったりプリントが可能なので、そのあたりを楽しみつつ、端末側面も保護したいという場合においては利用価値はあると思います。
他メーカーのハイブリッドケースを試していないのでなんとも言えませんが、この製品に限って言えば改善の余地が大いにありそうな、少し残念なケースだと感じました。
レビュー商品:GauGau Hybrid Slim Arc Jacket for docomo Xperia arc (SO-01C) / X12, White Opaque Edge/ Clear