ソニーは、同社製Android搭載タブレット「Sony Tablet S」「Sony Tablet P」に対し、Android4.0へのOSのバージョンアップを含む大型アップデートを5月24日(木)の13時より開始すると発表しました。
本アップデートは当初4月中の提供が案内されていましたが、「ソフトウェアの開発に予定よりも時間を要することが判明した」ということを理由に提供が延期されていました。
アップデート後のOSバージョンはAndroid4.0.3 Ice Cream Sandwichとなり、UIの変更、およびロック画面からのカメラの直接起動やパノラマ写真の撮影などの機能向上が行われます。
それに加え、“Sony Tablet”独自の機能を含めた複数の機能が新たに追加されます。具体的には以下の機能です。
- ソニー製BDレコーダーと連携して録画済み番組や放送中番組を視聴可能に。
- 「スモールアプリ」機能の追加。
BDレコーダとの連携には、新たに提供されるAndroidアプリ「RECOPLA」のインストールを必要とします。5月24日以降、Google Playストアから無償でダウンロード可能になります。なお、本アプリは5月31日に機能向上のアップデートが配信される予定で、これを適用することではじめて放送中番組の視聴が可能となります。
「スモールアプリ」機能は、任意のアプリケーションを起動中に、ブラウザー、計算機、リモコン機能(Sのみ)のいずれかを小画面で表示するものです。マップを見ながらブラウザで検索をして深く調べるといったことが可能になります。
アップデートの対象機種は以下のとおりです。
“Sony Tablet” Sシリーズ
- SGPT111JP/S(Wi-Fiモデル)
- SGPT112JP/S(Wi-Fiモデル)
- SGPT113JP/S(3G+Wi-Fiモデル)
“Sony Tablet” Pシリーズ
- SGPT211JP/S(3G+Wi-Fiモデル)
- SGPT213JP/H(Wi-Fiモデル)
当日13時以降、アップデートの通知が開始され、アップデートが可能になります。またはシステム上の「設定」→「タブレット情報」より「システムアップデート」をタップすることで、手動でのアップデート確認も可能です。
アップデート手順詳細
http://qa.support.sony.jp/solution/S1109121094555/?rt=pr0425
情報元:ソニー