シャープは5月8日、スマートフォンと連携するロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」を発表しました。6月上旬の発売予定です。
COCOROBOは、シャープが新たにロボット家電事業へ参入し、その第1弾として投入する製品です。搭載された人工知能「ココロエンジン」により、充電量や掃除状況に応じて言葉やアクション、光などを組み合わせた多彩な反応をするほか、音声認識機能による対話での操作も可能です。
スマートフォンとの連携機能も備えており、内蔵カメラで映したリアルタイムな映像をスマートフォンで表示でき、映像を見ながら操作や撮影ができます。外出先でも静止画を確認可能です。また、ユーザーの声を録音し、指定した時刻に再生する機能や、定型文を指定した時刻に音声で発話させる「読み上げ」機能なども搭載されています。
スマートフォンとの連携には、メーカー提供の専用アプリが必要です。対応機種はAndroid2.3/4.0以降のスマートフォン、およびiOS 5以降のiPhone4/4S、iPad2、新しいiPad、iPod touch(2012年5月8日現在)。
掃除機能としては、独自の「強力吸じんシステム」によりフローリングの目地に詰まった細かなゴミまで吸い込むほか、「高濃度プラズマクラスター7000」搭載により、プラズマクラスターイオンを部屋に放出します。
すべての機能を搭載した「RX-V100」に対し、音声認識機能やスマートフォンとの連携機能を省いた廉価版「RX-V80」も用意されます。いずれもオープン価格です。
スペック
情報元:シャープ