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プラチナバンド900MHz帯をソフトバンクが獲得へ、29日発表(更新:正式決定)

900MHz帯プラチナバンド獲得へ

プラチナバンドと呼ばれている900MHz帯の電波の割り当て先がソフトバンクモバイルになることが確実となりました。本日開かれる総務省の電波監理審議会にて決定します。日本経済新聞が報じています。

新周波数の割り当ては、大手3社のほかイー・アクセス(イー・モバイル)が申請していました。その中でもまだプラチナバンドをまだ持っていないソフトバンクとイー・アクセスのどちらかが獲得するとみられてきました。そして両社ともそれを切望していました。

プラチナバンドは障害物をある程度まで迂回して伝わるといった性質を持ち、山間部やビル間などに電波が届きやすく、品質が格段に改善されることが期待されます。

ソフトバンクがこのプラチナバンドを獲得することで、携帯3社は通信品質で肩を並べることになり、今後の競争は料金や端末の品ぞろえ、コンテンツサービスなどに移ることになります。

※追記:29日、総務省の電波監理審議会はソフトバンクを割当先に決めたと正式に発表しました。

情報元:日本経済新聞

3件のコメント

  • >ソフトバンクがこのプラチナバンドを獲得することで、携帯3社は通信品質で肩を並べることになり

    孫正義さんの言うことを鵜呑みにしすぎ・・・。
    docomoの3Gメインバンドは2GHz帯。Xi(LTE)に関しては800MHz帯利用計画はいまの所ない。
    SoftBankの電波の悪さには、鉄塔型基地局が少ないという理由も大きい。
    800MHz帯に関しては、先に参入した業者から割り当てられるのは当然。SBは無いことわかっていてボーダフォンを買収した。

    【今までのの各社電波保有状況】
    保有量1位ドコモ/契約数1位
    docomo→800MHz帯を30M幅、1.5GHz帯を30M幅、1.7GHz帯を40M幅、2GHz帯を40M幅の【計140M幅】

    保有量3位KDDIグループ/契約数2位
    KDDI(au)→800MHz帯を30M幅、1.5GHz帯を20M幅、2GHz帯を30MHz幅
    UQコム→2.5GHz帯を30M幅・・・KDDIグループで【計110M幅】

    保有量2位SoftBankグループ/契約数3位
    SoftBank→1.5GHz帯を20M幅、2GHz帯を40M幅
    ウィルコム→1.9GHz帯を27M幅、2.5GHz帯を30M幅・・・SoftBankグループで【計117M幅】

    保有量4位イー・アクセス/契約数4位
    EMOBILE(イーアクセス)→1.7GHz帯を30M幅で【計30M幅】

    公平にと言うなら、EMOBILEへ割り当てられるべきであった。
    ・iPhoneはアンドロイドに比べ、トラフィックが少ない。
    ・SoftBankはデーター端末にEMOBILE回線を借りているので、その分自社の回線あたりトラフィックは少ないと考えるのが妥当。品質は鉄塔型基地局やバックボーン設備の貧弱さによるもの。
    ・SoftBankは全4社で唯一テザリングを提供していないので、その分も回線あたりトラフィックは少ない。

    日本の二大大富豪である孫正義・柳井ユニクロ会長(SB社外取締役)には、総務官僚も政治家も逆らえないのか?(涙)

    • いつもためになるコメントをありがとうございます。

      ようするに品質は改善されるものの、横並びになるというのは言い過ぎだということでしょうか?

      最後の一文は自分の考えであるかのように書いてしまいましたが、実は日経からの引用だったりします・・・。報道をありのまま伝えただけの記事とお考えいただければ嬉しいです。

  • いえ、公平に言ってSBがD.Jパワーの調査などで通信品質No.1になる日もくる可能性は当然あると思います。(私はSoftBankが嫌いですけど)
    ただ、これで「900が手に入ったから横並び」つまり900がなかったので電波が悪かったと言う孫氏の言い訳は違うだろ!と言うことです。
    SBはこれを機に鉄塔型基地局を他社並みに増やす投資をするわけですが、1社だけ抜きに出た900M投資額の多くに元々他社では投資済みの鉄塔型基地局の増設金額が含まれており、docomo/auが900M取得の場合にSBより投資金額が少なくなるなは当然なわけで・・・。900MHz取得に対しての言い分やアピールがとても汚いと思うのです。(3G時代に鉄塔型投資という努力をしてこなかった企業がSBなわけで。)
    これで、イーモバイルが飛躍する大きなチャンスを奪われたと言っても過言ではありません。
    LTE移行のこの今が重要で、イーモバイルのような極端に帯域の少ないキャリアが他社と公平な競争をするには900しか無かったと思います。700が2015年からということを考えると、そのころにはLTE時代に完全に移行してしまっており、業界の勢力図もある程度固まってしまっています。
    単純に「加入者数=トラフィック」ではありませんし、加入者を増やしたのは企業自らの利益の為なのですから、「さばききれないから電波くれ」っておかしいですよね、収容できる範囲で客集めをして、それ以上を目指すのは新たな電波を公平な競争で勝ち取った後でなければ。大容量通信時代に少しでも多くの帯域が欲しいのは各社同じ思いなわけですから。

    まあ、今さら何を言ってもどうしようもないですが・・・。

    しかし、docomo/au並みになるには最低でも3年はかかるでしょうね。実際とフィールドテストでは違う部分もあるのでサービス提供しながら調整する必要もあるので。しかも900MHzって今のSBにとっては3Gでだけの話ですからね。2~3年後にSB3Gの質がdocomo/auに並べたとして、そのころはXiやau版LTEは完全に全国カバーしてるでしょうけど。