GoogleがAndroid5.0を今年Q2(4-6月)に発表するそうです。海外メディアのDigiTimesが、台湾の部品メーカーからの情報として伝えています。
これによればAndroid5.0は、マイクロソフトのWindows8に対抗すべく、よりタブレットに最適化されたものになるようです。今年発売される予定のWindows8は、PCとタブレット上で動作し、タブレット市場ではAndroid OSと競合する事が予想されています。
グーグルはデュアルOSの採用を促進するために、グーグルのPC向けOSである「Chrome OS」の機能を取り込みつつ、AndroidとWindowsがシームレスに切り替えられるタブレットの製造を可能にするということです。これによって、AndroidとWndowsのデュアルOS構成のタブレットやノートPCが多数登場することが予想されます。
グーグルはこれまで毎年行われる「Google I/O」という開発者向けイベントにて新バージョンのAndroidを発表してきましたが、今年は6月末に行われる予定です。Android5.0はここで発表されることが予想されます。
なお、グーグルはまだAndroid4.0に次ぐメジャーリリースのバージョンを発表しておらず、バージョンが”5.0”となるかどうかは未決定の状態です。仮にAndroid5.0としたときに、コードネームは「Jelly Bean」になると噂されています。
情報元:DigiTimes
今日は。
ICSは、携帯端末とタブレットの融合を!をモットーにしてるハズなのに、JBは、どの記事でも、タブレットに最適…と触れていますよね。(またhandsetとtabletは別のOSになるのかも?)
正式な発表が無いので、詳細が判りませんが、発表の際には、ICSの捉え方にも言及すべきですよね。
(因みに、ウチのNexus S (i9020a)には未だICSが来ていません。)
私もいろいろな記事を参考にさせてもらいながら書きましたが、たぶんタブレット向けに最適化されているというよりも、ICSの方向性を維持しつつ、Windows 8に対抗する機能を付け加えたという解釈が正しいと思います。
あくまでスマホとタブレットで共通のプラットフォームでありながら、タブレットやネットブックなどによるデュアルOSにも対応し、Windows 8が出てきた時に便乗して勢いに乗る考えだと思います。Windows 8搭載タブレットにはタブレットに最適化されたofficeアプリも搭載されるということなので、ビジネス用途で需要が高まる可能性があり、Googleにとっても無視できない存在になることが予想されます。