ドコモが3月中に、携帯端末向けのマルチメディア放送「モバキャス」に対応したスマートフォンとタブレットを、それぞれ1機種ずつ発売する予定であると日本経済新聞が報じています。
さらにスマートフォンはシャープ製であり、4~5インチディスプレイを搭載していると報じられています。先日FCCを通過した「SH-06D」に該当すると思われ(冒頭画像がそれの背面)、認証時の資料から動作周波数が1.2GHzのCPUや800万画素カメラ、1,520mAhバッテリーを搭載することがわかっています。また、推定で4.5インチのディスプレイを搭載する可能性が高いということですから、今回の報道の内容とも一致します。
一方、タブレットはNEC製だと報じられています。2月10日にFCCを通過したNEC端末「KMP7R4C1-1A」がそれに該当すると思われ(下の画像がそれの前面)、資料よりドコモのLTEサービス「Xi」や非接触型ICカード技術「Felica」に対応したMEDIASシリーズのタブレットであることがわかっています。推定で7インチのディスプレイを搭載しています。
この2機種に加え、ドコモは9月までに対応機種を5機種追加する計画です。明後日16日の正午12時から新商品発表会が開催される予定で、ここでサービス内容の詳細とあわせて正式に発表されるものと思われます。
なお、モバキャスは2012年4月1日よりサービスが開始されます。今回の日経の報道では、ローンチ次点でのサービス提供エリアは東京、大阪、名古屋、福岡、沖縄だということです。
情報元:日本経済新聞