KDDI(au)の「Galaxy SII WiMAX ISW11SC」に少しだけ触れる機会がありましたので感想を書きます。ちなみに触ったのは発売前となる1月17日のことなので、発売後の製品と若干違うところがあるかもしれません。
派手な壁紙のせいか、画面はコントラストが高く非常に綺麗に見えました。有機ELは黒がくっきりしていていいですね。
酷評されている新auロゴ。前面上部にドーンとプリントされています。でも男なら小さいことは気にしない。(でも、でも、Xperia acro HDのように背面の隅っこの方がよかったかも。)
ホームボタンの高さが短くなり、ずいぶんと横長になっています。押しにくいというほどではありませんが従来の方が押しやすかったと感じました。左右にはメニューと戻るのタッチセンサー式キーが備わっています。
裏面上部にはカメラレンズとフラッシュがあります。背面はヘアライン調の仕上げとなっていて、シックな印象です。割りと高級感が出ています。
背面下部の右下にはスピーカーがあります。「with Google」の文字もプリントされています。ドコモ版には無いですね。
右側面には電源ボタン。左側面にはボリュームボタン。上面にはオーディオジャック。底面にはmicroUSBポート。配置はGalaxy S IIやGalaxy S II LTEと全く同じです。
側面を走る金属部分は暗い色のメッキがされていて、これまでのものよりもちょっとだけ高級感が出ています。しかし全体的には従来品と変わらずギャラクシー特有?の安っぽい感じではあります。
通知バーを下げるとクイック設定が表示されます。WiMAXやテザリングのON/OFFもここで行うことができます。
無線ネットワークの設定を見ると、テザリングやNFCの項目が見えます。本機はKDDIが国内で初めて提供するNFCサービスに現時点で唯一対応する機種となります。
NFCアプリがプリインストールされていて、NFCを使った通信機能が手軽に使えるようになっていました。試しに手持ちのGalaxy Nexusと通信してみたところ、すんなりと通信できました。
画面側を伏せたりチルトしたりすることで操作できる「モーションコントロール」も健在です。
Androidバージョンは2.3.6、ビル番号はGINGERBREAD.LA2となっていました。(※追記:製品版のAndroidバージョンは2.3.7のようです。)
ストレージはユーザーメモリとして11.17GB、システムメモリとして1.68GB(空き)が確保されていました。
Quadrantでは3763という高いスコアが出ました。マルチタッチは10点でした。
動作は全体的にサクサクで、ストレスを感じるところはありませんでした。やっぱりAndroidの中ではタッチ感度・精度の高さや動作速度・安定性で、現段階でGalaxy S IIシリーズに勝るものはないなと再認識しました。
総評
Galaxy S IIを長い間常用してきたので個人的には新鮮味はあまり感じませんでしたが、あの軽快な動作でWiMAXも使えるというのは正直うらやましい限りです。WiMAXはドコモのLTEサービス「Xi」よりも現時点では提供エリアが広いので、特に地方に住んでいる人達には受け入れられやすいと思います。私も田舎に住んでいるので、現時点ではXiよりもWiMAXの方が有りがたいです。そして月々525円+テザリングもし放題という低価格も良いですね。
おまけでNFCにも対応しているので、先進的なサービスも一足先に楽しめてしまいます。おサイフケータイや赤外線通信には非対応ですが、それらを必須としない場合には最も有力な選択候補になってくるのではないでしょうか。
個人的には新しいロゴの方が好き。
スッキリしていて、オシャレだと思うが・・・。
auの弱点が無くなってきて、アンチにとってはロゴくらいしか叩きどころがないんじゃなかろうか?
LTEも業界唯一の800MHz帯で、しかも開始時エリア70%のロケット発進。(同時期Xiは60%)
他社の追従を許さなかった2.4Mbps時代(初代KCP時代)のような感じに成りつつある感が・・・。
iPhone売るにも「新ロゴ」の方が似合ってる。
私も言うほど悪くないとは思いますよ
正式版のAndroidバージョンは2.3.7です。
情報有り難うございます。加筆しておきました!