先日サムスンはGalaxy Sおよび初代Galaxy TabへのAndroid4.0アップグレードは行わない考えであることを発表しましたが、Galaxy Sについてはアップグレードを行う方向で再検討が進められていることが分かりました。韓国メディアがサムスン関係者からの情報として知らせています。
Galaxy Sは世界で2000万台以上売れたヒット作であり、既に2回のアップグレードが行われたとは言え多くのユーザーが2年契約を前提として購入していることを考えれば、発売から2年間は最低でもサポートを続けるべきだというユーザーからの指摘が非常に多く、サムスンはアップグレードの再検討を行うことになったということです。一方、Galaxy Tabについては私が確認した限りでは言及している韓国メディアはありませんでしたが、海外のメディアではGalaxy Tabも含み検討をしているという報道もあるため、可能性はあるのかもしれません。
当初対象から除外した理由として搭載メモリー、特にRAMの空き容量が不足しているからだとサムスンは説明しましたが、これへの対応策として、ICSの機能を一部制限し、Galaxy Sに最適な機能だけをピックアップしてアップグレードすることを検討しているとのことです。また、機能を一部制限することにより思わぬ弊害(不具合)が多発する可能性もあるため、アップグレードをユーザーの任意とした上で、機能制限をすることなくアップグレードを行うことも検討しているそうです。どちらにせよ、より多くのユーザーが満足をえられる最良の方法がいま検討されている最中だといいます。
しかしこのようにイレギュラーで発生したアップグレードの場合、キャリアの意向も強く反映されることでしょうから、日本モデルへの提供についてはまだ心配が残ります。SO-01Bの時のような事にならなければ良いのですが。。。
情報元:moneytoday