トヨタはスマートフォンと連携する車載ディスプレイを開発中ですが、その概要を簡単につかむことができる動画がYoutubeに公開されました。先日行われた東京モーターショー2011で披露されたシーンが収められています。
スマートフォンを専用のプレートに置くだけで、まずは非接触でスマートフォン本体の充電が開始され、さらに車載ディスプレイと連結されます。連結後は車載ディスプレイやステアリングスイッチ(ハンドルに備え付けられたコントローラ)から、スマートフォンを遠隔操作することができるようになっています。
仕組みとしては、非接触充電についてはドコモのスマートフォンで既に採用されている国際標準規格「Qi(チー)」が採用されており、スマートフォンと車載ディスプレイ間の通信はWi-Fiで行うようになっています。今回のデモでは、ドコモの2011年夏モデルでQiに対応したスマートフォン「AQUOS PHONE f SH-13C」が使われています。
スマートフォンはその便利さあまり、つい車内で運転しながらカーナビを使ったり音楽の再生操作をしてしまったりしますが、これは安全上好ましくありません。トヨタの開発するこの技術が実用化されれば、車内でより安全にスマートフォンを活用することができるようになります。
情報元:Diginfo