先日発表されたクアッドコアプロセッサ搭載タブレット「Transformer Prime」の、ハンズオン記事が投稿されていましたので紹介します。
少しおさらいをすると、Transformer Primeは、世界で初めてクアッドコアプロセッサ”Tegra3”を搭載したASUS製タブレットで、これまでとは桁外れの高い処理能力、グラフィック性能を持っています。Transformerシリーズの特徴として、キーボードドックと合体することができるという点があり、合体することでノートパソコンのように使うことができるほか、ドック側に搭載されたバッテリーを共有することができるため、長時間駆動を実現しています。OSは販売開始当初はAndroid3.2が実装されますが、しばらくしてAndroid4.0へアップデートされることが約束されています。
筐体は前作よりもさらに薄くなり、厚さは8.3mmとなっています。これはタブレットではかなり薄い部類に入り、先日ドコモから発売された薄型タブレットGalaxy Tab 10.1 LTE SC-01Dでも8.6mmです。冒頭の画像を見ると、その薄さが伝わってきます。
ディスプレイサイズは10.1インチで解像度はWXGA(1280×800)です。視野角の広いIPSパネルと、衝撃に強いゴリラガラスが採用されています。前作Transformer TF101でも画面の鮮やかさが評価されていましたが、今回も実に綺麗に見えます。ディスプレイ上部にはフロントカメラが備わっています。
背面にはLEDフラッシュ付きの800万画素カメラがあります。質感は前作と異なり、アルミの削りだしのような雰囲気です。断然こちらのほうが格好良いと思います。(画像の左が前作、右が今作)
キーボードドックと合体したところです。見た感じキーボードやタッチパッドの様子は前作からあまり変化がなさそうです。また、タブレットとドックのジョイント部も同じに見えます。
タブレット左側面にはオーディオジャックがあります。キーボードドック側にはUSBポートとメモリーカードスロットがあります。(ドック側が上、タブレット側が下)
タブレット右側面には、ボリュームキー、microHDMI端子、microSDカードスロット、マイクがあります。キーボードドック側には充電端子と、よくわからない穴があります。スピーカーでしょうか。
タブレット側底面には電源ボタンがあります。なにやら赤く光っていますね。
先述のとおり発売当初OSはAndroid3.2(Honeycomb)となりますので、インターフェースに大きな違いはありません。しかし細かな改良は加えられているようで、たとえば起動中アプリのサムネイルの隣にある「×」をタップすると、その場でタスクキルができるそうです。
また、通知パネルも便利になっていて、設定のクイック変更や、詳細なバッテリー情報の確認もできるようになっています。上図では、ドック側からタブレット側へバッテリーが充電されている様が確認できます。
最後に、「Shadowgun」というTegra3に最適化されたゲームをプレイしているシーンの動画を掲載します。複雑な3Dゲームが非常になめらかに動作していることを確認できます。
Transformer Primeの日本での発売についてはまだアナウンスされていませんが、初代の売れ行きからみてほぼ間違いなく発売されることになろうかと思います。日本上陸が非常に楽しみです。
情報元:ztop.com