”着けていてもタッチ操作が可能な手袋”というのは既に製品化されていて売れ行き好調なようですが、逆に”手袋を着けていても操作可能なタッチパネル”がこのたび開発されました。
このタッチパネルはSMK株式会社が開発したもので、高感度検知に対応したICの採用とノイズ耐性の強いセンサーパネル構造の確立によって、手袋装着時でも操作が可能なほど高いセンシングが可能だということです。サイズは最大で8インチまで生産可能です。
しかしこのパネル、現時点での用途はカーナビゲーションや車載用センターコントロールとなっており、残念ながらスマートフォン向けとして製品化されたものではありません。仕様によると入力ポイントが10点までとなっているので、恐らくはスマートフォンのようにパネルのどの箇所をタッチしても反応するようなものではなく、レジで使われるようなタッチ箇所が限定されたパネルなのだと思われます。 (この一文は自信が無いので削除。しっかり調べてから書き直します。)しかし、フリック操作やドラッグ&ドロップ操作は可能です。
いつの日か、スマートフォンでもこの技術が取り入れられた機種が出ることを期待します。真冬に素手のまま操作するのは厳しいですからね。