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ソニー、ソニー・エリクソンを完全子会社化、スマートフォンをソニーのネットワーク個人向け製品群に統合

ソニー

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ソニーとエリクソンは10月27日、携帯電話事業を営むソニー・エリクソンを、ソニーの100%子会社とすることで合意に至ったと発表しました。

これにより、タブレット、テレビ、PC など、ソニーの幅広いネットワーク対応個人向け製品群の中に、スマートフォンが統合されます。またソニーは、ソニーの全ての製品及びサービスを対象とする広範な知的財産権のクロスライセンス及びワイヤレスモバイル技術に関する5 つの重要特許群もあわせて獲得しました。

ソニーCEOのハワード・ストリンガー氏は、以下のようにコメントしています。

ソニーは、スマートフォン、タブレット、ノートPC、テレビなどをシームレスに連携させ、より迅速にまた強いラインナップでお客様に提供しています。これらの製品とソニー自身が運営するネットワークサービスであるプレイステーションネットワークやソニーエンタテインメントネットワークを通じて、新しいオンラインエンタテインメントの世界を開拓していきます。ソニーは、自らが保有する映画・音楽・ゲームなど全てのコンテンツを、幅広い商品を通してお楽しみいただける環境を、ソニーにしか成し得ない形で広げていきます。

ソニーが今後、ソニー・エリクソンから引き継いだブランドや技術を使ってどのような特徴を持った端末を開発していくのか、また映画・音楽・PlayStationなどの自社の豊富なデジタルコンテンツを活かして他社とのアドバンテージをどう確保するのか、大変興味深いところです。

情報元:ソニー