Androidの初代リファレンス端末「Nexus One」は、Android4.0(Ice Cream Sandwich)へバージョンアップされないことが判明しました。イギリスの新聞「Telegraph」が、GoogleのAndroid製品管理ディレクター”ヒューゴ・バラ氏”の発言として伝えています。
バージョンアップしない理由として、Nexus Oneのハードウェア仕様が最新OSを稼働させるには古いことをあげています。
Nexus Oneのスペックは、1GHzシングルコアCPU(Qualcomm QSD 8250)、512MBのRAM、512MBのROM、3.7インチWVGAディスプレイ、500万画素カメラ、1,40omAhのバッテリー、というものです。日本の今年の夏モデルと比べ一見大差が無いようにも見えますが、CPUの世代が古かったりROMサイズが512MBしかなかったりと、やはりそれなりに大きな違いがあります。しかしこれまでも最新バージョンがいち早く適用されてきた端末だけに、4.0以降のバージョンへアップデートされないのは、Nexus Oneホルダーにとっては大変寂しいことだと思います。
Nexus Oneが発売されたのは2010年の1月初旬。あと2カ月ほどで発売から2年が経過しようとしています。