2011年第3四半期（7-9月）のスマートフォン出荷（=販売）台数において、サムスンが競合のアップルやノキアを抑えて1位になるとみられています。第2四半期では僅かの差で首位を逃したサムスンですが、ようやくこの座を獲得することができそうです。
アップルは同期中の販売台数が1790万台であったことを明らかにしましたが、サムスンはこれを大幅に上回る2000万台を販売したと見られています。Galaxy S IIが世界中で大ヒットしているのに加え、Windows Phone搭載機や、独自OS「bada」を搭載した端末など、多種多様な端末を次々とリリースしたことが要因だとされています。
ただし、7-9月の期間はiPhone 4Sの登場を前に前作iPhone 4の大規模な買い控えが発生していたことは言うまでもなく、また、満を持して発売したiPhone 4Sは発売からたった3日間で400万台を売り上げるなど、爆発的な成果をあげているため、サムスンがこのまま1位を維持するのはかなり難しいところだと思います。しかしアップルにも懸念材料があり、今回のiPhone 4Sのスペックで、次期iPhone（iPhone 5?6?）が発売されるまで果たして革新的であり続けられるのだろうかという声もあがっているようです。
情報元：日本経済新聞、wirelesswire
