ドコモは9月9日、”ドコモ ドライブネット”に対応した自社ブランドのスマートフォンクレードル「ドライブネットクレイドル 01」を、9月16日(金)より販売開始することを発表しました。
「ドコモドライブネット」はドコモの提供するドライバー向けの位置情報サービスで、無料でドライブ専用の地図、自動位置表示、周辺施設検索などのサービスが利用できるというものです。さらに月額315円で駐車場満空情報やガソリンスタンド価格情報、カーナビ機能なども利用できるようになります。さらにドコモは9月16日同日より、「ドコモ ドライブネットアプリ」の機能追加を行います。ドライブネット契約者同士でお互いの位置情報を地図上で共有する機能や、目的地やルートをパソコンサイトから設定しておける機能などが追加されます。
スマートフォン向けドライブネットのサービスインは去る2011年4月21日であり、その際にパイオニアから専用クレードル「SPX-SC01」が発売されていますが、この度ドコモから発売されるものはドコモブランドとしてドコモショップなどで発売するものです。ドコモブランド商品として取り扱いが開始されることで、 ドライブネットのサービス契約から専用クレイドルの購入、さらに故障修理まで、ワンストップで利用できるようになります。
専用クレードルは、各種センサーを搭載しており、より制度の高い位置情報表示可能です。また、内蔵マイクによるハンズフリー通話や、スマートフォンのバッテリー充電なども行うことができます。
対応機種はGALAXY S II(SC-02C)、GALAXY S(SC-02B)、Xperia acro(SO-02C)、Xperia arc(SO-01C)、Xperia(SO-01B)、MEDIAS WP(N-06C)、MEDIAS(N-04C)、REGZA Phone(T-01C)、Optimus bright(L-07C)、P-07Cの10機種で、順次拡大予定です。
<専用クレードルの特徴>
- 各種センサーの搭載により、GPS電波の届きにくいトンネルの中や高層ビル街、高架下の道路などで正しく自車位置を表示。
- ルート案内時に、交差点など案内地点の約30m手前(一般道の場合)で音声案内。
- 約33万kmの道路をカバーするスマートループ渋滞情報を使った渋滞考慮ルート探索。
- ドライブ中にエコ運転の度合いを色で表示するエコドライブアシスト機能。
- ナビクレイドル内蔵スピーカーを使った音声ルート案内やスマートフォンにダウンロードした楽曲の再生。
- ナビクレイドル内蔵マイクとスピーカーを使ったハンズフリー通話。
- スマートフォンのバッテリー充電。
クレードルのサイズは幅 86mm×高さ 125mm×奥行き 約61mm、重量は約170g。
端末との接続はBluetooth接続、もしくは端末のバッテリーを充電する場合にはUSBケーブルでの接続となります。クレードル自体の電源の供給はシガーライターソケットから行います。
価格は不明ですが「SPX-SC01」の定価は15,750円となっています。
情報元:ドコモ